京都大学・ベトナム国家大学ハノイ共同事務所(VKCO)設立一周年記念「G30日本教育セミナー2011」を開催しました。(2011年9月17日)

京都大学・ベトナム国家大学ハノイ共同事務所(VKCO)設立一周年記念「G30日本教育セミナー2011」を開催しました。(2011年9月17日)

 京都大学・ベトナム国家大学ハノイ共同事務所(以下VKCO)は、設立一周年にハノイ国家大学外語大学にて「G30日本教育セミナー2011」を開催しました。

 午前中に行ったセミナーでは、ベトナムの教育行政官庁・高校・大学約50機関の代表者とハノイに事務所を持つ日本の4大学(立命館アジア太平洋大学ハノイ事務所、九州大学ハノイ事務所、名古屋大学ハノイ法科大学拠点、京都大学ハノイ工科大学拠点)の代表者らが出席し、本学からは塩田浩平 理事・副学長、地球環境学堂 ジェーン・シンガー 特定准教授、国際交流推進機構 新江利彦 特定助教(VKCO共同所長)、研究国際部留学生課 石野隆志 課長が参加しました。また、ベトナム側からはチン・ゴク・タイク 国会議員(国会文化 教育青年少年児童委員会副主任)、ファム・タット・タン 国会議員(前ハノイ国家大学事務長)、教育訓練省 グエン・ヴィン・ヒエン 次官、ヴー・ディン・チュ アン 中等教育局長、ハノイ国家大学 フン・スアン・ニャー 副総長(VKCO顧問班副班長)をはじめ、構成大学の各学長、高校教育関係者、VKCO発展政策互助班の構成員など計50名が参加しました。

 セミナーの冒頭では、VKCO ゴ・ミン・トゥイ 共同所長による基調講演と活動報告が行われ、その後、グエン・ヴィン・ヒエン次官、塩田理事・副学長、 フン・スアン・ニャー副総長の3名をパネリストとして今後のVKCOの活動、また日越両国の教育・研究の発展について討論が行われました。 その他にも出席した大学から、今後の日越の教育・研究発展と協力体制の構築について意見が寄せられ、VKCOの活動への関心と期待の高さがうかがえました。

 午後からは、Global30(国際化のためのネットワーク形成推進事業)の説明や各大学の説明を行いました。またこの日は、同時に会場に隣接する日本の5大学により、質疑応答や相談を受けるブースも設けられ、日本への留学を希望する学生の質問に応じました。会場には説明に熱心に耳を傾け、積極的に質問する学生が見られました。


セミナーの様子

発言する塩田理事・副学長

本学のブースで説明を聞く学生

ブースの様子

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