「京大の特色を感じとる十人十色のオープンキャンパス」をメインテーマに、オープンキャンパスを2日間にわたり開催しました。猛暑の中、今年も多くの高校生らが参加しました。
百周年時計台記念館百周年記念ホールで行われたオープニングセレモニーでは、飯吉透 理事補が「京都大学を目指す皆さんへ」と題する講演を行い、参加者は熱心に耳を傾けていました。続く京都大学応援団による力強い演舞では、ユーモアも交えたエールが送られ、会場内は大いに盛り上がりました。その後、「在学生からのメッセージ」では、教育学部と薬学部の先輩が、自らの受験体験や大学生活を参加者に語りかけました。
8日には総合人間学部・文学部・医学部医学科・医学部人間健康科学科・薬学部・農学部が、9日には教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部がそれぞれ学部説明会を行いました。学部長らによる歓迎挨拶の後、学部の紹介や模擬授業、体験学習、研究室訪問など、各学部の特徴を活かした企画を催し、参加者からは「実際に訪れなくてはわからない京都大学のよさを知ることができた。自分の向上心を強く刺激された1日だった。」といった感想が寄せられました。
他にも、構内の各所を巡るキャンパスツアーのほか、百周年時計台記念館では、在学生交流コーナー、相談コーナー、本学教員による講演会、在学生によるサークル紹介など、多くの企画を開催しました。また、附属図書館、総合博物館、百周年時計台記念館展示ホールも、多くの見学者で賑わいました。
今年は新たな試みとして女子限定のチャレンジセミナーを開催しました。本学の女性研究者や卒業生による講演や座談会を通じ、多くの女子高校生、女子既卒生が自らの進路を考える契機となりました。
昨今、受験生の志望校選びにオープンキャンパスはますます重要なものになっています。今回のオープンキャンパスへの参加を通して、本学の雰囲気や魅力を十分に感じていただき、入学への意欲を一層高められたと期待しています。