「京大を、カタチに。」をメインテーマに、オープンキャンパスを2日間開催しました。猛暑の中、今年も多くの高校生らが参加しました。
百周年時計台記念館百周年記念ホールで行われたオープニングセレモニーでは、9日は北野正雄 理事・副学長、10日は山極壽一 総長による「京都大学を目指す皆さんへ」と題する講演があり、参加者は皆、熱心に耳を傾けていました。続く京都大学応援団による演舞では、力強い演舞・演奏とユーモアも交えたエールが送られ、会場内は大いに盛り上がりました。その後、「在学生からのメッセージ」では、文学部と医学部の先輩が、自らの受験体験や大学生活を参加者に語りかけました。
9日には総合人間学部・文学部・医学部医学科・医学部人間健康科学科・薬学部・農学部が、10日には教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部が、それぞれ学部説明会を行いました。学部長らによる歓迎挨拶の後、学部の紹介や模擬授業、体験学習、研究室訪問など、各学部の特徴を活かした企画が催され、参加者は大いに満足したようでした。
他にも、構内の各所を巡るキャンパスツアーや、百周年時計台記念館百周年記念ホールにて、在学生交流コーナー、相談コーナー、資料配布コーナー、本学教員による講演会、在学生によるサークル紹介など、多くの企画が開催されました。国際交流ホールで行われた、教員や学生による学部紹介コーナーや、教員著書・ポスター展示も好評でした。附属図書館、総合博物館、百周年時計台記念館展示ホールも、多くの見学者で賑わいました。
昨今、受験生の志望校選びにオープンキャンパスはますます重要なものになっています。今回のオープンキャンパスへの参加をとおして、本学の雰囲気や魅力を十分に感じていただき、入学への意欲を一層高められたと期待しています。