「京都大学キャンパスライフ 夢を描く2日間。」をメインテーマに、オープンキャンパスを2日間、開催しました。猛暑の中、2017年も多くの中高生、保護者らが参加しました。
百周年時計台記念館百周年記念ホールでは、オープンキャンパス委員会委員長である若林直樹 経済学研究科教授による司会のもとオープニングセレモニーを行いました。はじめに、山極壽一 総長による「京都大学を目指す皆さんへ」と題する講演があり、参加者は、熱心に耳を傾けていました。続く京都大学応援団による演舞では、力強い演舞・演奏とユーモアも交えたエールが送られ、会場内は大いに盛り上がりました。その後、「在学生からのメッセージ」では、総合人間学部と理学研究科の先輩が、自らの受験体験や大学生活について語りかけました。
9日には総合人間学部・文学部・医学部医学科・医学部人間健康科学科・薬学部・農学部が、10日には教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部がそれぞれ学部説明会を行いました。学部長らによる歓迎挨拶の後、学部の紹介や模擬授業、体験学習、研究室訪問など各学部の様々な企画に参加者の満足気な様子が見られました。
他にもキャンパスツアー、在学生交流コーナー、相談・資料コーナー、本学教員による講演会、在学生によるサークル紹介などの企画のほか、国際交流ホールで実施した学部紹介コーナー、教員著書・ポスター展示の企画も2016年同様に好評でした。また、附属図書館、総合博物館、百周年時計台記念館展示ホールの見学も盛況で、2日間ともキャンパス内は多くの参加者で賑わいました。
昨今、受験生の志望校選びにオープンキャンパスはますます重要なものとなっています。今回のオープンキャンパスへの参加をとおして、本学の雰囲気や魅力を十分に感じていただき、入学への意欲を一層高められたと期待しています。