
1889(明治22)年竣工。内側の一階建ての部分は、第三高等中学校が大阪から移転した際に物理学実験場として建てられたもので、京大キャンパスに現存する最も古い建物。ノーベル賞受賞者の湯川秀樹・朝永振一郎・福井謙一の各氏もここで研究した、別名「ノーベル賞の館」。2011(平成23)年7月撮影

1903(明治36)年竣工。もとは長州藩出身の政治家品川弥二郎が建てた、維新の志士の霊を祀り、遺品を展示するための施設。品川の死後、京大に寄贈された。2013(平成25)年3月撮影

1933(昭和8)年竣工。最初西面のみ竣工し、以後1953年にかけて順次増築された。入り口のまわりには特徴的な意匠が見られる。2020(令和2)年9月撮影
参考: 旧法経本館の写真(1933年)