理学研究科附属天文台 飛騨天文台・花山天文台・岡山天文台

理学研究科附属天文台・飛騨天文台

飛騨天文台
左奥からドームレス太陽望遠鏡、65cm屈折望遠鏡ドーム、太陽フレア監視望遠鏡ドーム(※)、60cm反射望遠鏡ドームと研究棟、管理宿泊棟、SMART(太陽磁場活動望遠鏡)
DST(ドームレス太陽望遠鏡)1
ドームレス太陽望遠鏡はダイナミックな太陽表面の活動現象や、微細構造の精密観測を目的として、最新技術の粋をあつめ開発された望遠鏡であり、世界第一級の高分解能をもつ最先端望遠鏡として活躍しています。
DST(ドームレス太陽望遠鏡)2
65cm屈折望遠鏡ドーム1
2004(平成16)年10月撮影
65cm屈折望遠鏡ドーム・60cm反射望遠鏡ドーム
手前65cm屈折望遠鏡ドーム、奥60cm反射望遠鏡ドーム
太陽フレア監視望遠鏡(※)と3mドーム
太陽活動の周期的変動と、突発的な爆発現象が地球や惑星空間の環境に多大な影響を与えます。この望遠鏡は5つの異なる波長で同時に太陽全面の活動現象を観測し、宇宙天気予報につながる研究として数多くの成果を上げています。
60cm反射望遠鏡ドームと研究棟
2004(平成16)年10月撮影
65cm屈折望遠鏡1
65cm屈折望遠鏡は、飛騨天文台の安定した空気層の下、その長焦点でコントラストの良いレンズの特徴を生かして、太陽系天体の観測を行っています。特に、火星の極冠の氷の消長、砂嵐や雲の発生等の気候変動や、木星大気の対流構造などの長期連続観測によって、世界的に貴重な研究成果を挙げています。
65cm屈折望遠鏡2
2004(平成16)年10月撮影
60cm反射望遠鏡
飛騨天文台のすぐれた環境の下で、彗星や小惑星の微小・微光天体の観測に使用されてきましたが、近年更に機能を充実させて恒星の活動現象観測に偉力を発揮しています。
SMART(太陽磁場活動望遠鏡)
2004(平成16)年10月撮影
強い太陽面爆発を引き起こす捻れた磁場の発達と、エネルギー蓄積・解放のメカニズムを解明するために開発された、世界最先端のシステムです。この望遠鏡では、太陽全面およびその活動的な部分を拡大した領域について、高い分解能で彩層活動観測およびベクトル磁場観測を行っています。
飛騨天文台
2014(平成26)年10月撮影
SMART(太陽磁場活動望遠鏡)
2014(平成26)年10月撮影
60cm反射望遠鏡
2014(平成26)年7月撮影
60cm反射望遠鏡
2004(平成16)年7月撮影
DST(ドームレス太陽望遠鏡)
2014(平成26)年9月撮影
SMART(太陽磁場活動望遠鏡)
2014(平成26)年9月撮影
SMART(太陽磁場活動望遠鏡)
2014(平成26)年9月撮影
60cm反射望遠鏡
2014(平成26)年9月撮影
65cm屈折望遠鏡
2013(平成25)年8月撮影
65cm屈折望遠鏡
2013(平成25)年7月撮影
60cm反射望遠鏡
2014(平成26)年7月撮影

※ 太陽フレア監視望遠鏡は2010年、ペルー国立イカ大学に移設しました。

理学研究科附属天文台・花山天文台

太陽館
2013(平成25)年9月撮影
太陽館
2013(平成25)年9月撮影
暗室内に投影された太陽スペクトル
別館 18cm太陽望遠鏡
2013(平成25)年9月撮影
本館と月
2013(平成25)年9月撮影
本館 45cm屈折望遠鏡
2013(平成25)年9月撮影
歴史館の子午儀
2013(平成25)年9月撮影

理学研究科附属岡山天文台

岡山天文台
2018(平成30)年4月1日設立
スリットの間から見えているのがせいめい望遠鏡
2018(平成30)年9月撮影
せいめい望遠鏡
口径3.8mと東アジア最大級の光赤外線望遠鏡
突発天体現象、系外惑星探査、恒星スーパーフレアが研究のメインテーマ
「せいめい」の愛称は安倍晴明と宇宙における生命探査研究にちなむ
2018(平成30)年10月撮影
せいめい望遠鏡の主鏡
扇形の鏡18枚を組み合わせ1枚の鏡として使う「分割鏡方式」を国内で初めて採用

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