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毎年恒例の新年名刺交換会を、百周年時計台記念館国際交流ホールにおいて開催しました。長尾真 元総長をはじめ多くの名誉教授、理事・副学長、監事、部局長、教職員など約150名が参加し、盛大に行われました。
まず、山極壽一 総長が、亥年にちなみ「猪突猛進を止める」ことに触れ、新年の挨拶を行いました。山極総長は、猪突猛進するのではなく遠い将来を見据え、明治以来の教育の伝統を守りながら、次の世代を担う若者を育てていくことが大学の大きな使命であり、京都大学はこの基本的な路線を変えることなく歩んでいきたいと述べました。
また、昨年の本庶佑 高等研究院副院長・特別教授のノーベル生理学・医学賞の受賞、長尾元総長の文化勲章の受章、そして柏原正樹 数理解析研究所特任教授の京都賞、チャーン賞の受賞に触れ、今年もこのような国際的な賞を受賞する研究者が本学から出ること、そしてそういった研究者に続く若い世代がどんどん育ってくれることに期待しているとの所感を述べました。
引き続き、長尾元総長の発声により乾杯し、会場内に歓談の輪が広がりました。