第4回サービス・イノベーション国際シンポジウム「日本の高品質サービス-和のかたち・和のこころ-」

第4回サービス・イノベーション国際シンポジウム「日本の高品質サービス-和のかたち・和のこころ-」

開催主旨

 経営管理大学院では、「サービス価値創造」にまつわる重要な話題をとりあげ、平成20(2008)年よりサービス・イノベーション国際シンポジウムを開催しています。

 第4回目となる本年度では、「日本の高品質サービス ~和のかたち・和のこころ」をテーマとして、日本ならではの高品質サービスのグローバル展開について、現状と課題、ならびに今後の展開の可能性を討議します。

 高度情報化・サービス化社会における生産性向上方策は、少子高齢化に直面している日本経済の活性化として、国家戦略としても、重要かつ緊急性を要する課題です。また、アジアの高成長市場に対して、中国や韓国をはじめとする東アジア地域の連携を含め、日本のものづくり産業の高付加価値展開や、サービス産業のグローバル展開が切に望まれる状況であります。

 このような課題の解決に向けて、日本独自の高品質なサービスである「おもてなし」や、「和のかたち」、「和のこころ」に着目し、討議を行います。また、製造業を中心とした日本が得意とする「品質管理」、「参加意識の高さ」、「提案能力」、「規律遵守の精神」など、他国には類を見ない特長にも着目し、「サービス品質」、「幸福度」、「満足度」など、新しい価値評価基準とその展開についても議論を行います。

日時

2011年11月19日(土曜日) 10時30分~17時00分 (10時00分 受付開始)

場所

百周年時計台記念館 百周年記念ホール

プログラム

基調講演

「松柏千年の青 ~岩手陸前海岸の松~」 中村文峰 老大師 臨済宗大本山 南禅寺管長

パネルディスカッション I 「京のおもてなし」

パネリスト
小川後楽 小川流煎茶
畑正高 香老舗 松栄堂株式会社
田中峰子 西陣くらしの美術館 冨田屋

コーディネーター 
日置弘一郎 京都大学経営管理大学院

パネルディスカッション II 「和のサービスの国際化」

パネリスト
堤唯見 イオンディライト株式会社
石川博史 株式会社 公文教育研究会
大亀雅彦 株式会社資生堂
二宮秀生 日本航空株式会社
佐藤崇史 株式会社ユニクロ
鴨志田晃 京都大学経営管理大学院

コーディネーター
若林直樹 京都大学経営管理大学院

参加費

無料

定員

500名

参加方法

事前申し込みの先着順となっております。経営管理大学院サービス価値創造プログラムホームページ(http://www.svc.gsm.kyoto-u.ac.jp)のシンポジウム参加登録フォームよりお申込みください。
※定員になり次第、応募を締め切ります。

問い合わせ

経営管理大学院 経営管理企画室
E-mail: info-svc*gsm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催

京都大学経営管理大学院

共催

社団法人京都ビジネスリサーチセンター

後援

京都市、京都商工会議所、大阪商工会議所/関西サービス・イノベーション創造会議、三清庵 小川後楽、株式会社松栄堂、株式会社冨田屋、イオンディライト株式会社、株式会社 公文教育研究会、株式会社資生堂、日本航空株式会社、株式会社ユニクロ、京都大学グローバルCOEプログラム「知識循環社会のための情報学教育研究拠点」