第1回 平成23年6月27日(月曜日)開催

第1回 平成23年6月27日(月曜日)開催

議事

  1. 平成22事業年度に係る業務の実績報告書(案)について
  2. 平成22事業年度決算について
  3. 平成24年度概算要求について
  4. 京都大学における設備整備計画(設備マスタープラン)の改訂について
  5. その他

議事録

出席者
松本総長(議長)
赤松委員、有本委員、淡路委員、江﨑委員、遠藤委員、大西委員、小野委員、
門川委員、塩田委員、杉島委員、土岐委員、冨田委員、西阪委員、福島委員、
畚野委員、藤 委員、堀場委員、三嶋委員、森 委員、森山委員、吉川委員
欠席者
北 委員、町田委員、山田委員、山脇委員
  • 前回議事録の確認
    前回(平成23年3月25日)開催分の議事録(案)について、確認のうえ、原案どおり承認された。

議事

  1. 平成22事業年度に係る業務の実績報告書(案)について
    6月30日までに文部科学省 国立大学法人評価委員会へ提出することとなっている「平成22事業年度に係る業務の実績に関する報告書(案)」について説明があり、審議の結果、原案とおり了承された。
    委員による主な意見は次のとおり(○:質問・意見 ●:説明・回答)
    ○  第2期終了時にどのようになるかを考えて年度計画の策定・実施となっているのか。
    ● 第2期においては、中期計画ごとに6年間全体のスキームを考えた上で、年度計画を策定・実施している。
  2. 平成22事業年度決算について
    平成22事業年度の財務諸表について説明があり、審議の結果、原案とおり了承された。また、「利益処分に関する書類」に係る教育研究等積立金については、文部科学大臣の承認を受けることになるため、承認後の取扱いについては役員会に一任いただきたい旨を説明し、審議の結果、了承された。
  3. 平成24年度概算要求について
    平成24年度概算要求事項について、企画委員会、財務委員会、施設整備委員会での審議結果を踏まえ、取りまとめられた要求事項について説明があり、審議の結果、原案とおり了承された。
  4. 京都大学における設備整備計画(設備マスタープラン)の改訂について
    今後の本学における設備整備の在り方について策定された「京都大学における設備整備計画(設備マスタープラン)」の一部改訂について説明があり、審議の結果、原案とおり了承された。

報告

  1. 第1期中期目標期間に係る業務の実績に関する評価結果について
    国立大学法人評価委員会委員長から本学へ通知のあった第1期中期目標期間の業務の実績に関する評価結果について報告があった。
  2. 平成23年度戦略定員の措置について
    平成23年度戦略定員の措置を決定したことについて報告があった。
    委員による主な意見は次のとおり(○:質問・意見 ●:説明・回答)
    ○  戦略定員の配置について、大学を取り巻く環境が変化していく中で、大学はどのようにやっていくのかを率直に議論する必要があるのではないか。
    ● 戦略定員の使用については、学内でも検討が必要という意見もある。企画委員会及び財務委員会において議論していきたい。
  3. 平成22年度監事監査報告について
    平成22年度監事監査結果について報告があった。
  4. 平成23年度監事監査計画について
    平成23年度における監事監査計画について説明があった。
  5. 平成23年度会計監査人の選任について
    平成23年度会計監査人が選任されたことについて報告があった。

その他

委員による自由な意見交換を行った。
委員による主な意見は次のとおり(○:質問・意見 ●:説明・回答)
○  京都大学と一般の社会との在り方、特に今回の災害に当たって、関係したシンポジウムやセミナーを開催しているが、内容は専門的なことで、一般の社会とはかけ離れたものではないか。京都大学には様々な専門家がいるのであるから、正確な情報・データを一般社会に発信すべきではないか。この混乱した時期において、こういう論法もあるが、別の論法もあると、サイエンティフィックにはっきり物申すことが必要だと思う。
● 4月に「大規模自然災害対策・復興全学大会議」を開催し、本学の様々な分野の教員に参加いただき、異なる分野の専門の方々が接して、どう行動すべきか、何を発信すべきかということを熟議した。確かにこれまで、市民向けの行動が出来ていなかったが、このようなシンポジウムを通じて得られた知見を基に、学者個々人が自分の責任でもって発表することが必要ではないかと思う。