平成25年度「京都大学総長賞」表彰式を挙行しました。(2014年3月17日)
学業・課外活動・社会活動等において顕著な活躍をし、京都大学の名誉を高めた学生および学生団体を表彰する「京都大学総長賞」の平成25年度表彰式を挙行しました。
今回は全32件の推薦の中から選考の結果、7人と4団体の計11件の受賞者が決定し、表彰されました。
表彰状・記念品の授与後に、松本紘 総長が講評を行い、その後各受賞者からプレゼンテーション等が披露され、盛況のうちに終了しました。
表彰者・団体名 | 分野 | 表彰理由 |
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理学研究科博士後期課程2回生 石本健太 | 学業 | 流体中の微生物の運動について強い普遍的な力学的制限を与える定理に対し一般的で厳密な証明を初めて与えることに成功し、アメリカ応用数理学会誌に掲載された。 |
医学研究科博士課程4回生 飯間麻美 | 学業 | 拡散強調MRIを用いた乳癌の新たな非侵襲的診断法の開発に取り組み、Radiology誌を初めとする複数の論文に筆頭著者として論文掲載された。 |
文学研究科博士後期課程3回生 奥村優子 | 学業 | 乳児がどのように学習するのかを、極めて斬新な方法により明らかにした研究が、国内外から高い評価を得た。また、共同研究においても中心的役割を担い、「乳児における同情的行動」の発表は各種メディアで取り上げられた。 |
農学研究科修士課程2回生 佐藤潤一 | 学業 | セルロース系液晶の研究に関して国内外の学会で数多くの発表を行い、国際学会であるICC2012でBiomacromolecules誌よりポスター賞を受賞した。 |
理学研究科博士後期課程3回生 早瀬 元 | 学業 | 柔軟多孔性材料「マシュマロゲル」を世界に先駆けて合成し、その研究成果が学術雑誌Angewandte Chemie,International Editionに掲載された。新素材は応用・開発が期待され、ニュートンなどの科学雑誌などで報告された。 |
京都大学フォーミュラプロジェクトKART (Kyoto Academic Racing team) (代表)工学部物理工学科4回生 大橋一輝 | 課外 | 全日本学生フォーミュラ大会において総合優勝を果たし、部門別でも上位の成績を収めたほか、日本自動車工業会会長賞、ICV総合優秀賞、経済産業大臣賞等を受賞した。 |
京大短歌 理学研究科修士課程2回生 藪内亮輔 | 課外 | 第58回角川短歌賞を受賞した。 |
体育会ウィンドサーフィン部 (代表)農学部森林科学科4回生 田中洋太郎 | 課外 | 2013年度全日本学生ボードセーリング選手権団体戦において、部創設以来初の優勝を果たした。 |
体育会陸上競技部 工学部地球工学科4回生 横山裕樹 | 課外 | 「京都マラソン2014」において、初挑戦ながら優勝を果たした。 |
体育会男子ラクロス部 (代表)総合人間学部4回生 福田瑞穂 | 社会 活動 | 所属する男子ラクロス部の練習中に心肺停止した男子学生に対し、4人が連携して、迅速かつ適切な救急措置を取り、人命を救助した。 |
京都大学東北復興支援学生ボランティア (代表)法学部3回生 谷崎佑磨 | 社会 活動 | 大学の事務的支援のもと、学生有志が自主的にボランティアの企画・立案等を行い、現地との信頼関係も築きつつある状況にまで至った。また、シンポジウムやイベントなどを通じて、震災を風化させない活動を行った。 |
関連ページ
- 平成25年度京都大学総長賞 挨拶(2014年3月17日)
/ja/profile/intro/president25/speech/140317_1.htm