第8回京都大学ホームカミングデイを開催しました。(2013年11月2日)

 

第8回京都大学ホームカミングデイを開催しました。(2013年11月2日)

 

 「情熱と信念(Passion and Conviction)」をテーマとし、「第8回京都大学ホームカミングデイ」を開催しました。同窓生(卒業生、修了生、元教職員)、教職員、学生など延べ約2,700名の参加がありました。

 開会は、百周年時計台記念館 百周年記念ホールにて行い、京都大学同窓会代表幹事の小寺秀俊 理事・副学長進行のもと、京都大学同窓会長の松本紘 総長から、役員フロアに掲げられている水墨画「菜根図」(富岡鉄斎 1915年作)に書かれている詩文をとりあげ、「何かを成し遂げるためには、情熱と信念がなければならない」との挨拶があり、続いて、京都大学同窓会役員代表として大城清 沖縄大文字会長(医学部・1973年卒)の挨拶がありました。

 講演会には、700名近い参加者があり、稲盛財団の稲盛和夫 理事長の「情熱と信念 -新しき計画の成就は、只不屈不撓の一心にあり さらばひたむきに只想え、気高く 強く 一筋に-」と題した講演がありました。参加者は稲盛理事長の幾多の困難を乗り越えてこられた話に魅了され、感銘を受けました。

 会場を国際交流ホールに移し、時任宣博 化学研究所教授の進行により行った懇親会では、オープニングに学生サークルTREVISによるチアリーディングが披露された後、赤松明彦 理事・副学長の挨拶と乾杯の発声がありました。会場が華やかに盛り上がる中、山本成晃 応援団長のリードにより、参加者全員で第一応援歌「新生の息吹」を合唱し、盛況のうちに懇親会は閉会となりました。

 午後の部の音楽会では、京都大学交響楽団57名による「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「トランペット吹きの休日」、「ラデツキー行進曲」、「プリンクプランク」の演奏がありました。

 他の企画として、iPS細胞研究所国際広報室 和田濱裕之 サイエンスコミュニケーター、未生流笹岡家元 笹岡隆甫氏(工学部・1997卒)、 落語家 桂福丸氏(法学部・2001年卒)といった若手卒業生を講師に迎えて講座を開催しました。京大サロンでは生け花展を行い、重要文化財指定の清風荘をはじめ尊攘堂、附属図書館の施設見学、総合博物館企画展「海」にも多数の見学者がありました。

 このほか、百周年時計台記念館と楽友会館では、学部・研究科等同窓会または地域同窓会の設立記念大会や懇親会などが開かれました。また、国際交流ホールでは、「OB・OGと学部学生・大学院学生との交流会」を開催し、若手卒業生と現役学生が就職をテーマに熱心に意見交換をするなど、賑やかな一日となりました。


講演を行う稲盛理事長

挨拶を行う松本総長

挨拶を行う大城沖縄大文字会長

司会を行う小寺理事・副学長

乾杯の挨拶を行う赤松理事・副学長

司会を行う時任教授

講座を行う桂氏

講座を行う笹岡氏

講演会風景

中継会場風景

チアリーディング

 

音楽会風景