「今を見つめ未来(あす)を考える」をテーマとし、「第7回京都大学ホームカミングデイ」を開催しました。同窓生(卒業生、元教職員等)、教職員、学生など延べ約2,100名の参加がありました。
開会は、百周年時計台記念館 百周年記念ホールにおいて行い、京都大学同窓会代表幹事の小寺秀俊 理事・副学長進行のもと、京都大学同窓会会長の松本紘 総長から、「交流を深め、皆さんとともに未来(あす)を考える機会としたい」との挨拶があった後、京都大学同窓会役員代表として横内龍三 北海道京大会会長(法学部・1967年卒)の挨拶がありました。
講演会では、満員となった会場で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(文学部・1965年卒)の「京都大学のチカラ」と題する講演がありました。
この後、会場を国際交流ホールに移し、阿辻哲次 理事補の進行により行った懇親会では、オープニングに学生サークルTREVISによるチアリーディングが披露されました。続いて、赤松明彦 理事・副学長の挨拶と乾杯の発声がありました。文化系・体育系クラブをはじめとする多くの学生の参加もあり、会場が華やかに盛り上がる中、柴田大樹 応援団副団長のリードにより、参加者全員で第一応援歌「新生の息吹」を合唱し、盛況のうちに懇親会は閉会となりました。
午後の部の音楽会では、京都大学交響楽団51名による「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「カルメン」などの演奏がありました。続いて、京都大学合唱団同窓会75名による「学歌」、「ふるさとの四季」などの合唱があり、最後は全員で「琵琶湖周航の歌」を合唱しました。
他の企画として、百周年時計台記念館の京大サロンにおいては、山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授のノーベル生理学・医学賞受賞を記念して、その研究の一面を紹介したパネル展示と、第3回京都大学風景写真コンテスト入賞作品の展示を行いました。また、旧石油化学階段教室および旧解剖学教室講堂での講義に参加する授業体験ツアーを実施しました。施設見学では、本年7月に建物群が重要文化財に指定された清風荘に295名の見学者があり、尊譲堂や附属図書館、総合博物館特別展「クニマスと共に-過去から未来へ-」にも多数の見学者がありました。
このほか、百周年時計台記念館と楽友会館においては、学部学科等同窓会や地域同窓会の講演会、懇親会が開かれました。また、国際交流ホールでは、「OB・OGと学部学生・大学院学生との交流会」を開催し、若手卒業生と現役学生が就職をテーマに熱心に意見交換をするなど、賑やかな一日となりました。
次回は平成25年11月に開催を予定しています。同窓生のみならず、教職員、学生やご家族の皆様のご参加をお待ちしています。
左から、小寺理事・副学長、松本総長、横内会長、鳥越氏、阿辻理事補、赤松理事・副学長 | |
チアリーディング | 懇親会 |
演奏の様子 | 合唱の様子 |
パネル展示 | 旧解剖学教室ツアー |
清風荘 | OB・OGと学部学生・大学院学生との交流会 |