京都大学春秋講義(平成24年度春季講義)を開催しました。(2012年4月25日・5月9日・23日)
京都大学春秋講義は、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的財産について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から開講している公開講座です。
今回は、メインテーマを「こころを科学する」として、3回の講義を行いました。1回目の4月25日は乾敏郎 情報学研究科教授から「健康なこころを支える脳のしくみ」、2回目の5月9日は十一元三 医学研究科教授から「子どものこころの発達と社会性の脳科学」、3回目の5月23日は河合俊雄 こころの未来研究センター教授から「村上春樹でこころを科学する」と題した講義がありました。各回とも満員となる盛況ぶりで、講義後には活発な質疑応答が行われました。
参加者からは「人の成長、コミュニケーション、社会性にとって必要なポイントが理解できた」「脳の仕組みと心の問題についてわかりやすく解説していただき勉強になった」「超越と現実、普段考えないテーマについて思いを巡らすことができた」などの感想が寄せられました。
左から、講義をする乾教授、十一教授、河合教授 |
会場の様子 |