百周年時計台記念館において、第5回京都大学・神戸大学・大阪大学連携シンポジウムを開催しました。
本シンポジウムは、京都大学、大阪大学、神戸大学が相互に連携して科学技術、文化・芸術等の振興に関する共同教育・研究事業として実施することにより、高度な研究者および技術者の人材育成に貢献し、もって関西地域の活性化に資することを目的として、平成19年度より大阪大学、京都大学、神戸大学の順に開催しているものです。
今回は、本学が幹事校となり、「生活を変えるエネルギーマネジメント-スマートグリッドからスマートコミュニティへ-」をメインテーマとして開催し、本テーマに興味を持たれた一般市民、企業関係者に加え、各大学の教職員・学生など約370名が参加しました。
シンポジウムはまず、松本紘 総長、福田秀樹 神戸大学長、平野俊夫 大阪大学総長から開会の挨拶がありました。
第1部では、松山隆司 情報学研究科教授から「エネルギーの情報化-生活者視点のスマートエネルギーマネジメント-」をテーマに基調講演がありました。
第2部では、最初に塚本昌彦 神戸大学大学院工学研究科教授、伊瀬敏史 大阪大学大学院工学研究科教授、横山健児 株式会社NTTファシリティーズ 事業開発部 スマートビジネス部門 部門長、百瀬信夫 三菱自動車工業株式会社 開発本部先行技術企画室 上級エキスパートから、それぞれ話題提供として研究開発成果・取り組みの報告を行いました。
その後、松山教授の司会進行により、話題提供者をパネリストとして、「スマートグリッドからスマートコミュニティへ」をテーマに総合討論を行い、質疑応答を含め参加者との活発な意見交換がありました。
最後に、大西有三 理事・副学長から閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。
左から、挨拶をする松本総長、福田神戸大学長、平野大阪大学総長 | |
総合討論の様子(左から司会の松山教授、神戸大学 塚本教授、大阪大学 伊瀬教授、NTTファシリティーズ 横山氏、三菱自動車 百瀬氏) | |
電気自動車から家電製品への給電デモの様子 | 給電デモの説明を聞く参加者 |