原子炉実験所の中村秀仁助教が、文部科学省科学技術政策研究所「科学技術への顕著な貢献2011(ナイスステップな研究者)」に選定されました。(2011年12月27日)
中村助教
このたび、原子炉実験所の中村秀仁助教が「科学技術への顕著な貢献2011(ナイスステップな研究者)」に選定されました。
この賞は、文部科学省科学技術政策研究所が、2005年より科学技術への顕著な貢献をした研究者を選定しているものです。本学からは過去に、伊藤清名誉教授(2006年)、山中伸弥教授(2006年)、今堀博教授(2007年)、柴田一成教授(2009年)が選定されています(肩書はいずれも受賞当時のもの)。
2011年は、同研究所の調査研究活動や専門家ネットワーク(1,740人)への調査をとおして明らかとなった科学技術の振興・普及に貢献する業績について、特にその成果が顕著であり、科学技術政策上注目すべき10組14名が選ばれました。今回の中村助教の受賞は、産学官連携による放射線蛍光プラスチックの開発が評価されたものです。
2012年には、文部科学大臣への表敬訪問、ナイスステップな研究者2011シンポジウムでの講演が予定されています。
関連リンク
- 文部科学省科学技術政策研究所
http://www.nistep.go.jp/nistep/about12.html - 産学官連携により、革新的な放射線蛍光プラスチック(商標名「シンチレックス」申請中)の開発に成功~安価で高性能な放射線検出器の製造に大きく前進~