中国の南京大学および南京農業大学において、「京都大学の日」を開催しました。
「京都大学の日」は、本学の紹介と、南京大学・南京農業大学との学術交流および留学説明会を目的としており、本学からは、医学研究科、工学研究科、農学研究科、情報学研究科、生命科学研究科、地球環境学堂、経営管理大学院の7部局と本部の、合わせて28名が参加しました。
午前には、南京大学からは洪銀興 共産党書記、南京農業大学からは周光宏 学長、本学からは松本紘 総長の挨拶がありました。休憩をはさみ、本学を卒業した南京大学の張峻峰 教授、南京農業大学の周応恒 教授による京都大学留学体験の講演があり、その後、国際交流推進機構より、本学の概要紹介とともに、奨学金や英語コースの説明を行いました。約100名の参加学生は、全ての講演を熱心に聞き入っていました。
休憩時間には、松本総長が現地の参加学生と談話するなど、和やかな雰囲気で進められました。参加学生からは、奨学金や出願方法等に関する熱心な質問が多数あり、時間内に質問できなかった学生が、プログラム終了後も説明者へ列をなすなど、本学への関心の高さがうかがえました。
また、午後は部局ごとに各会場へ分かれて、個別に研究科紹介、学術研究交流および留学説明会を行いました。今後の研究交流に向けての積極的な議論が交わされ、留学説明会には合計200名以上の学生が集まりました。
この午前・午後のプログラムを通して、参加したのべ300名以上の中国の優秀な学生に対し、本学の魅力を大いにアピールできました。
さらに、松本総長と南京大学・南京農業大学学長との個々の会合に加えて、江蘇省政府の曹衛星 副省長との会談の場も設けられ、江蘇省地域の大学と、本学との研究交流をさらに深めていくことを確認しました。
この会談は、江蘇省政府のホームページにも掲載されています。
http://news.jsfao.gov.cn/NewsDetail.asp?NewsID=17818
松本総長の講演 | 南京大学長の講演 |
南京農業大学長の講演 | 松本総長と学生との記念撮影 |
京都大学紹介講演 | 部局別プログラムの様子(1) |
部局別プログラムの様子(2) | 部局別プログラムの様子(3) |