中学生向けゼミ体験講座「ジュニアキャンパス2011」を開催しました。(9月17日・18日)
中学生に学問の最先端に触れてもらうことを目的として「ジュニアキャンパス2011」を京都市教育委員会との共催により開催しました。
今年で7回目を迎えるジュニアキャンパスは毎年好評で、今年度は過去最高の中学生約400名・保護者等約150名の参加者で賑わいました。
初日の午前中は、開講式およびオリエンテーションの後、「ゴリラの行動から人間の不思議な特徴を考える」と題する山極壽一 理学部長・研究科長の中学生向け特別講義を実施し、ゴリラの行動や生態から分かる人間の特徴について講義がありました。講義終了後には、「ゴリラも泣くの?」「騙す動物はいるの?」など活発な質問がありました。
午後からは2日間にわたって、各研究施設や、講義室において実験、工作、自然観察、天体観測などの体験型のゼミや、テキストをもとに議論するゼミなど35講座のゼミを開講しました。実際の研究室などで行われる最先端科学のゼミに思わず歓声をあげる参加者もいました。昼休みには、昨年に引き続き「大学院生等によるポスターセッション」も実施し、普段、大学でどのような研究を行っているかを中学生に分かりやすく説明するコーナーを設け、多くの中学生で賑わいました。また、総合博物館および附属図書館も開放し、展示や図書の豊富さに時間を忘れて熱中する参加者も見られました。
特別講義「ゴリラの生態から人間の不思議な特徴を考える」 | |
ゼミ「化学-フロンティア軌道理論と電子計算機で化学が分かる?」 | ゼミ「ナマコの海洋生物学」 |
ゼミ「情報の海を探す・調べる-情報の検索と分析の技術」 | ゼミ「イマジナリー・キューブで立体幾何を楽しもう」 |
大学院生等によるポスターセッション |