第3回京都大学優秀女性研究者賞(たちばな賞)表彰式を開催しました。(2011年3月3日)
優れた研究成果を挙げた本学の若手女性研究者を顕彰する制度である京都大学優秀女性研究者賞(たちばな賞)の第3回目の表彰式を、3月3日の桃の節句に開催しました。
表彰式は、吉川潔 理事・副学長による、選考委員会における選考経緯についての報告を交えた開会の挨拶に始まりました。次に松本紘 総長より、学生部門受賞者の北村恭子 工学研究科博士後期課程3回生、研究者部門受賞者の濱崎洋子 医学研究科准教授に、それぞれ表彰状と記念楯が授与されると、会場からの大きな拍手に包まれました。その後、松本総長から、祝福の言葉と受賞者への更なる活躍を期待するエールが送られました。
引き続いて、受賞者による研究発表を行いました。北村さんは「フォトニック結晶レーザによる極限的微小集光の形成」について、濱崎准教授は「胸腺組織上皮細胞の発生・分化と自己免疫寛容成立機構の解明」について発表し、訪れた70名近い参加者は熱心に聞き入っていました。
最後に、塩田浩平 理事・副学長より、大学の男女共同参画の推進を交えて閉会の挨拶があり、盛況のうちに閉幕となりました。
表彰式(学生部門) |
表彰式(研究者部門) |
祝辞を述べる松本総長 |
会場の様子 |
総長とともに、受賞を喜ぶ濱崎准教授(左)、北村さん(右) |