ヴィクトル・フェドロヴィチ・ヤヌコーヴィチ ウクライナ大統領が本学を訪問されました。(2011年1月20日)
訪日中のヴィクトル・フェドロヴィチ・ヤヌコーヴィチ ウクライナ大統領をはじめ外務大臣ら6名の方々が本学を訪問され、松本紘 総長、赤松明彦 理事・副学長、吉川潔 理事・副学長、森純一 国際交流推進機構長、山中伸弥 iPS細胞研究所長と懇談されました。
まず、会場となったiPS細胞研究所玄関で松本総長および山中所長の出迎えを受けられた後、セミナールームにおいて懇談が行われました。続いて、iPS細胞研究について大変関心を持たれているヤヌコーヴィチ大統領に対して、山中所長よりスライドを用いてiPS細胞やiPS細胞研究所の紹介がありました。ヤヌコーヴィチ大統領は、ウクライナではiPS細胞研究がまだ緒についていないことから、本学と交流を深め研究を進めたいと話されました。
場所を講堂に移し、iPS細胞研究所の教職員や学生に向けて、ヤヌコーヴィチ大統領によるスピーチが行われました。スピーチの中で、ヤヌコーヴィチ大統領はまず天然資源が豊富であるウクライナの経済発展の状況などを紹介され、本学での研究環境や将来性のあるiPS細胞研究について感想を述べられました。最後に、日本の象徴であるサクラとウクライナの象徴であるチェリーの木が同じ園で咲くことを心から願うと締めくくられました。スピーチ終了後、ヤヌコーヴィチ大統領は、通路に立ってスピーチを聞いていた参加者1人ひとりと握手される中、大きな拍手に包まれて退席されました。
ヤヌコーヴィチ大統領を出迎え、握手をする松本総長および山中所長 | 懇談の様子 |
総長の話をお聞きになるヤヌコーヴィチ大統領 | 山中所長によるiPS細胞研究の紹介 |
スピーチをされるヤヌコーヴィチ大統領 | 多くの報道機関も駆けつけた会場 |
スピーチが終了し、お互いに拍手をされるヤヌコーヴィチ大統領および松本総長 | 参加者と握手をしながら退席されるヤヌコーヴィチ大統領 |