西島安則元総長 お別れの会を挙行しました。(2010年11月28日)
去る9月3日に逝去された京都大学第21代総長 西島 安則先生のお別れの会を、京都市との共催で京都市立芸術大学講堂において挙行しました。
まず、西島先生の略歴等の紹介後、参列者全員の黙祷により先生のご冥福をお祈りしました。
続いて、発起人である門川 大作京都市長ならびに松本 紘総長より追悼の言葉が述べられました。松本総長は、西島先生の研究者としての業績を紹介するとともに、京都大学総長在任中に導入された大学入試センター試験に関わる様々なご苦労や総長退任後の多分野にわたるご活躍に触れ、このたびのご急逝は我が国にとって大きな損失であり残念でならないと述べました。
次に、西島先生が平成10年4月から6年間京都市立芸術大学長を務められていた際、うち5年間を副学長として苦楽をともにされた上村 淳京都市立芸術大学名誉教授、ならびに西島先生が京都大学工学部高分子化学科高分子構造講座のご担当のときに後任として講座を担当された山本 雅英京都大学名誉教授によるお別れの言葉がありました。
先生のお人柄が忍ばれる言葉が続いた後、京都市立芸術大学音楽学部の方々による献奏が行われ、厳粛な中にも西島先生を想う穏やかな空気が流れるひとときとなりました。
最後に、ご遺族を代表して西島 昭様よりご挨拶があり、その後参列者による献花で会が閉められました。
少し雨がぱらつく肌寒い日でしたが、西島先生のご人徳を伺わせるような大変多くの参列者がありました。
会場に設けられた祭壇 | |
門川京都市長による追悼の辞 | 松本総長による追悼の辞 |
京都市立芸術大学北村 敏則講師による独唱 | 京都市立芸術大学上村 昇教授によるチェロの献奏 |
ご遺族(西島 昭氏)による挨拶 | 参列者による献花 |