中学生向けゼミ体験講座「ジュニアキャンパス2010」を開催しました。(2010年9月25日・26日)
中学生に学問の最先端に触れてもらうことを目的として「ジュニアキャンパス2010」を京都市教育委員会との共催により開催しました。
今年で6回目を迎えるジュニアキャンパスは毎年好評で、近畿圏を中心に、全国各地から集まった中学生約300名、保護者等約100名の参加者で賑わいました。
初日の午前中は、開講式およびオリエンテーションを実施の後、「法と正義-正義の味方はどこにいる?」と題して、公共政策連携研究部・教育部 土井真一 教授の中学生向け特別講義を実施しました。正義とは何をめぐる議論なのか、正義を議論するうえでどのようなことを考える必要があるのか、また、正義を実現するために法がどのような役割を果たすのかについて講義をしました。特別講義実施後、西村周三 理事・副学長を交えての特別対談や中学生からの質問時間を設け、活発な意見交換が行われました。
午後からは二日間にわたって、各研究施設や、講義室において実験、工作、自然観察、天体観測などの体験型のゼミや、テキストをもとに議論するゼミなど35講座のゼミを開講しました。二日目には並行して、「京大生によるキャンパスミニツアー&なんでも質問コーナー」も実施し、大学での勉強や、大学生の生活について質問がありました。また、昨年に引き続き「大学院生等によるポスターセッション」も実施し、普段、大学でどのような研究を行っているかを中学生に分かりやすく説明するコーナーを設け、多くの中学生で賑わいました。
特別講義「法と正義-正義の味方はどこにいる?」 | 特別対談 |
ゼミ「野生動物研究のすすめ -自然への窓としての動物園-」 | ゼミ「エネルギー社会・環境 -生活の中のエネルギー…エネルギー、このまま使っていても本当に大丈夫なの?」 |
大学院生等によるポスターセッション(1) | 大学院生等によるポスターセッション(2) |
キャンパスミニツアー(1) | キャンパスミニツアー(2) |