500名を越える同窓生・現旧教職員、現役学生の参加を得て「第4回京都大学ホームカミングデイ」を時計台記念館等で開催しました。
午前中には、今年の10月に完成した学生・教職員等が集う宇治おうばくプラザの施設見学ツアーなどを実施しました。また、今回初めて開催した「OB・OGと学部学生・大学院学生との交流会」では、幹細胞研究をテーマにしたワークショップや社会人としとのものの考え方、心構えについて意見交換が行われま した。参加したOB・OGや学生からは、大変有意義であったとの感想が圧倒的に多く、また「女子学生対象シンポジウム-私の生き方-」に参加した女子学生からは、各界で活躍する女性卒業生の姿にこれからの進路を考える上で参考となったなどの感想が寄せられました。
午後に開催した同窓会全体会議では、同窓会会長 松本紘総長の挨拶の後、同窓会役員代表の広島京大会 池内浩一氏、海外の同窓会(インドネシア国、タイ王国、中華人民共和国)からそれぞれ代表者の挨拶が行われました。続いて特別講演会では、農学研究科伏木亨教授の「おいしさとは何か:おいしさを科学で説明する試み」と題する講演があり、記念演奏会では京都大学交響楽団60名による「琵琶湖周航の歌」などの演奏が行われました。
記念演奏会終了後のミキサー(交流会)は、京都大学同窓会顧問の沢田敏男元総長の乾杯の発声で開宴しました。今回のホームカミングデイは学生にも参加を呼びかけ、文化系・体育系クラブの活動報告が行われ、現役学生の活躍ぶりに会場は大いに盛り上がりました。最後は松本総長を中心に全員が肩を組み、第一応援歌「新生の息吹」を応援団のリードにより全員で合唱しました。今回は、OB・OGと教職員だけではなく、海外同窓生や学生の参加もあり、例年以上の盛り上がりの中、お互いの交流を深めて盛況のうちに終了しました。
なお、この日のホームカミングデイに合わせてクラス会、サークル等が時計台記念館や教室等で開催されました。
次回は平成22年11月13日(土曜日)に開催の予定です。卒業生のみならず、現旧の教職員、学生や家族の皆様の参加を歓迎します。
挨拶を行う松本総長 | 挨拶を行う同窓会役員代表の広島京大会 池内氏 |
左からインドネシア国 京大同窓会「HAKU」代表、タイ王国 バンコク京都大学同窓会代表、中華人民共和国・京都大学留学卒業生代表 | |
特別講演を行う伏木教授 | 記念演奏を行う京都大学交響楽団 |
乾杯の発声を行う沢田元総長 | 応援団を中心に「新生の息吹」を唄う |
OB・OGと学部学生・大学院学生との交流会風景 | 女子学生対象シンポジウムのパネラー |