京大ウィークス

京大ウィークス

※ J. 桜島火山観測所 設立50周年記念講演会・施設公開のポスターを追加しました。(2011年10月3日)
※ F. 原子炉実験所 アトムサイエンスフェア実験教室のポスターを追加しました。(2011年9月22日)

 京都大学では、北海道の研究林から鹿児島県・屋久島の野生動物研究センター観測所まで、日本全国各地に数多くの教育研究施設を展開しています。これらの隔地施設は、本学の多様でユニークな教育研究活動の拠点として重要な役割を果たすとともに、施設公開などを通じて、それぞれの地域社会における「京都大学の窓」として親しまれてきました。

 このたび、2011年10月15日(土曜日)~23日(日曜日)を「京大ウィークス」と称して、従来からそれぞれの施設で行ってきた公開イベントをこの期間に集中して行うこととし、宇治キャンパスや原子炉実験所など計10か所の施設で、施設見学会や講演会、体験実験、自然観察会など、皆さんの知的好奇心を刺激する魅力がいっぱいの公開イベントを実施します。

 全国各地に多種多様な教育研究施設を有する京都大学ならではの魅力を、ぜひこの機会に、存分にお楽しみください。

問い合わせ先

京都大学渉外部 社会連携推進課
TEL: 075-753-2225
E-mail: weeks*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

 見るイベント
 聴くイベント
 体験するイベント

A. 生態学研究センター 一般公開 

 学校では習わない生きものの不思議に触れる体験イベント。天気が良ければ自然観察会も行います。

日時 10月15日(土曜日)13時10分~16時00分
会場 生態学研究センター(滋賀県大津市平野2丁目509-3)
【最寄駅等】JR瀬田駅より帝産バス田上車庫行き(101系統・13時15分発)「生態学研究センター前」下車。イベント終了後、JR瀬田駅行き(16時14分発)のバスがあります。
費用 無料
定員 定員50名
対象者 小学生以上
申し込み 不要
問い合わせ先 生態学研究センター 総務掛
TEL:077-549-8200
E-mail: office*ecology.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
参考ホームページ http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/

生態学研究センターとは?

生態系や生物多様性の保全、さまざまな地球環境問題に対処する必要性の高まりを受け、その分野の基礎となる学際的な研究を推進させるため、全国共同利用施設として1991年に設置。現在は、特に「生物多様性および生態系の機能解明と保全理論」の研究を大きな目標として掲げています。

B. 信楽MU観測所 MUレーダー見学ツアー 

 世界最高性能の大気観測用レーダー・MUレーダーを擁する観測所の見学ツアーです。

日時 10月15日(土曜日)午前の部:10時00分~13時00分
午後の部:13時20分~16時30分
会場 生存圏研究所信楽MU観測所(滋賀県甲賀市信楽町神山)
【最寄駅等】信楽高原鐵道・信楽駅より送迎バスあり。自家用車可
費用 無料
定員 定員各回50名
対象者 小学生以上
申し込み 10月7日(金曜日)申し込み締切 
※ホームページ・メール・お電話でお申し込みいただけます。詳細はポスター、下記参考ホームページをご覧ください。
問い合わせ先 生存圏研究所信楽MU観測所
TEL: 0748-82-3211
E-mail: mu*rish.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
参考ホームページ http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/~mu/openhouse11/

生存圏研究所信楽MU観測所とは?

MUレーダーを中心として数多くの大気観測機器が集結した世界有数の大気観測施設。設備の中核であるMUレーダーは大気観測用の大型レーダーとして世界最高レベルの性能を誇る装置であり、高度1kmの対流圏から高度400kmに至る電離圏までの観測を行っています。全国共同利用施設として、全国、海外の大学・研究機関等の研究者にも共同利用されています。

C. 上賀茂試験地 秋の自然観察会 

2kmのコースを自然観察会。歩いた後はネイチャークラフトなどの体験ができます。

日時 10月15日(土曜日)10時00分~15時00分
会場 フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地(京都市北区上賀茂本山2)
【最寄駅】叡山電鉄「京都精華大学前」下車 徒歩10分または京都バス「京都精華大学前」下車 徒歩10分
費用 50円(イベント保険料として)
定員 定員30名
対象者 どなたでもご参加いただけます。
申し込み 9月30日(金曜日)申し込み締切 (当日消印有効、電子メールは17時00分まで)
※メールまたは往復はがきでお申し込みいただけます。詳細は下記参考ホームページをご覧ください。
問い合わせ先 フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地
TEL: 075-781-2404
E-mail: kamigamo*kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
参考ホームページ http://fserc.kyoto-u.ac.jp/kami/event11.html

フィールド科学教育研究センター 上賀茂試験地とは?

京都大学のメインキャンパスから北に5kmに位置し、面積が47haでその半分はヒノキを主体とする二次林、他は外国産樹種をはじめとする樹木園であり、800種以上の樹木が生育しています。本学をはじめ他大学、他機関からも幅広い分野の教育・研究フィールドとして、数多く利用されています。

D. 瀬戸臨海実験所 施設見学会 

実験所の歴史や役割についてのお話をした後、研究棟や水族館をご案内します。

日時 10月15日(土曜日)13時30分~16時30分
会場 フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所(和歌山県西牟婁郡白浜町459)
【最寄駅等】JR紀勢本線白浜駅より明光バス「臨海」下車
費用 無料
定員 定員20名
対象者 大人
申し込み 10月8日(土曜日)申し込み締切
※電話・メール・FAXでお申込みいただけます。詳細は下記参考ホームページをご覧ください。(先着順)
問い合わせ先 瀬戸臨海実験所事務室
TEL: 0739-42-3515、FAX: 0739-42-4518
E-mail: seto*adm.kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
参考ホームページ http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/11kyoudaiweeks.html

フィールド科学教育研究センター 瀬戸臨海実験所とは?

1922年に理学部附属瀬戸臨海研究所として創立され、来年創立90周年を迎えます。紀伊半島南西部の和歌山県白浜町に位置し、黒潮の影響を受けた豊かな自然環境を活かし、主に海産無脊椎動物の分類学・進化学・生態学に関する研究を進めている施設です。国立大学で唯一、実験水槽室を水族館として一般公開しており、社会教育・学校教育に活用されています。

E. 地球熱学研究施設本部 建物(登録有形文化財)ライトアップ 

別府の街にたたずむ、国の登録有形文化財に指定されている築88年レンガ造りの建物を美しくライトアップします。

日時 10月15日(土曜日)18時30分~22時00分
会場 理学研究科附属地球熱学研究施設本部(大分県別府市野口原)
【最寄駅等】JR別府駅西口3番乗り場よりバスで「ビーコンプラザ前」下車 徒歩5分
費用 無料
定員 定員なし
対象者 どなたでもご参加いただけます。
申し込み 不要
問い合わせ先 理学研究科附属地球熱学研究施設本部(別府)
TEL: 0977-22-0713
参考ホームページ http://www.vgs.kyoto-u.ac.jp/

理学研究科附属地球熱学研究施設本部とは?

1924年設立の大分県別府市にある理学研究科附属施設です。地球熱学の研究・教育を実施しており、創建当時の建物は、国の登録有形文化財に指定されています。

F. 桜島火山観測所 設立50周年記念講演会・施設公開 

設立50周年を記念して、桜島の火山噴火予知研究や火山防災について講演、また実際に火山観測の基地となっている観測所施設をご覧いただけます。

日時 講演会:10月15日(土曜日)14時00分~16時00分
施設公開:10月15日(土曜日)9時00分~12時00分、10月16日(日曜日)9時00分~16時00分
会場 講演会:国民宿舎 レインボー桜島(鹿児島市桜島横山町1722-16)
施設公開:桜島火山観測所(鹿児島市桜島横山町1722-19)
【最寄駅等】鹿児島港から桜島港まで桜島フェリーで15分、桜島港から徒歩10分
費用 無料
定員 講演会定員100名
対象者 高校生以上
申し込み 不要
問い合わせ先 防災研究所附属火山活動研究センター
TEL: 099-293-2058
参考ホームページ http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/~kazan/kyodaiweeks.html

防災研究所桜島火山観測所とは?

1955年に桜島南岳の噴火活動が始まってから5年後に設立され、昨年で満50年を迎えました。この施設は防災研究所火山活動研究センターの本館であり、1914年の大爆発で流出した溶岩原の上に建設されています。南九州には桜島をはじめ、霧島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島など活動的な火山が並んでいますが、観測所はこれらの火山に設置された衛星観測点からのデータを集約して研究を行う拠点となる施設です。

G. 宇治キャンパス公開2011
「人を幸せにする科学と技術-安心な暮らしを創るサイエンス-」 

普段は見ることのできない実験施設(ラボ)の公開。最新の研究成果を紹介する展示や講演会。スタンプラリーでは、各日先着500名の方に記念品も差し上げます。

日時 10月22日(土曜日)、10月23日(日曜日)9時30分~16時30分
会場 宇治キャンパス(京都府宇治市五ヶ庄)
【最寄駅等】JR奈良線・黄檗駅下車 徒歩7分
京阪宇治線・黄檗駅下車 徒歩10分
費用 無料
定員 定員なし
対象者 どなたでもご参加いただけます。
申し込み 不要
問い合わせ先 宇治地区研究協力課
TEL: 0774-38-3350
E-mail: kokai2011*uji.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
参考ホームページ http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/open-campus/2011.html

宇治キャンパスとは?

1947年木材研究所(現生存圏研究所)がこの地に移転し研究を始めました。現在、化学研究所、エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所など、主に自然科学・エネルギー系の研究所や研究科等が置かれており、最新鋭の教育・研究を行うラボが集まるテクノロジー開発の最先端地域です。

H. 芦生研究林 芦生の森自然観察会 入門編 

高低差120m、距離4㎞の由良川源流を自然に触れつつ樹木の観察をしながら歩きます。

日時 10月22日(土曜日)9時30分~17時00分
会場 フィールド科学教育研究センター芦生研究林(京都府南丹市美山町芦生)
【最寄駅等】交通不便なため、自家用車で現地集合してください。
費用 無料
定員 定員20名
対象者 中学生以上
申し込み 9月30日(金曜日)申し込み締切 (必着)
往復はがきでお申し込みいただけます。詳細は下記参考ホームページをご覧ください。
問い合わせ先 フィールド科学教育研究センター芦生研究林
TEL: 0771-77-0321
E-mail: asiu*cans.zaq.ne.jp (*を@に変えてください)
参考ホームページ http://fserc.kyoto-u.ac.jp/asiu/2011/11akinokansatukai.html

フィールド科学教育研究センター 芦生研究林とは?

1921年、学術研究および実地演習を目的として、旧知井村の九ヶ字共有林の一部(4,179.7ha)に99年間の地上権を設定し、芦生演習林と称したことに始まり、現在まで森林に関する多くの研究はもちろん、大学生の実習など様々な教育研究プログラムが実施されています。また、本研究林は社会教育にも力を注いでおり、一般市民を対象にした開放事業や研修・見学等の受け入れなど毎年多くの方が利用しています。

I. 宇治川オープンラボラトリー 公開ラボ ~災害を起こす自然現象を体験する~ 

浸水したドアを開けられるか?集中豪雨による氾濫が起こったら?実体験や模型実験を通して学びます。

日時 10月23日(日曜日)10時00分~16時00分
会場 防災研究所宇治川オープンラボラトリー(京都市伏見区横大路下三栖東ノ口)
【最寄駅等】京阪中書島駅 下車 徒歩15分 または宇治キャンパスからシャトルバスに乗車。自家用車可
費用 無料
定員 定員200名
対象者 小学生以上
申し込み 不要
問い合わせ先 防災研究所広報出版企画室
TEL: 0774-38-4640
参考ホームページ http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/open-campus/2011.html

防災研究所宇治川オープンラボラトリーとは?

多くの観測・実験装置群を擁し、世界有数の規模を誇る総合実験施設です。所内の関連教員による当施設を利活用した多種多様な研究や、学部・大学院教育をはじめ、全国共同利用に係わる研究、産官学連携共同研究、国際研修、一般市民を対象とした体験学習など、社会に開かれた活動を積極的に展開しています。

J. 原子炉実験所 アトムサイエンスフェア実験教室 

アトムの生み出す不思議な力を実験や体験を通じて学びます。

日時 10月23日(日曜日)13時00分~16時00分
会場 原子炉実験所(大阪府泉南郡熊取町朝代西2丁目)
【最寄駅等】JR阪和線・熊取駅前バス停より南海ウイングバス「原子力研究所前」下車すぐ
費用 無料
定員 定員50名
対象者 小学生~中学生
申し込み 【申し込み期間】10月3日(月曜日)~14日(金曜日)
※はがき・ホームページ・FAXでお申し込みいただけます。詳細は下記参考ホームページをご確認ください。
問い合わせ先 原子炉実験所総務課
TEL: 072-451-2305
E-mail: soumu2*rri.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
参考ホームページ http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/public/atoms/ASF2011/index.html

原子炉実験所とは?

1963年、「原子炉による実験およびこれに関連する研究」を行うことを目的に、全国の大学の共同利用研究所として京都大学に設置されました。以来、研究用原子炉(KUR)等の施設を共同利用研究等に利用しつつ、一貫して核エネルギーと放射線の利用に関する研究教育活動を進めています。