聴講講義: Families and Work in Post-war Japan
- 授業の内容としては、毎週教科書として指定された本の約100ページがリーディングタスクとして課され、その内容について次の週の授業でディスカッションをしていくという形でした。宿題としては基本的にその100ページを読んだ上での自分の意見をA4一枚程度にまとめるという課題が毎週ありました。こういったリーディングの課題が多いというのは授業を選ぶ段階でわかっていたのですが、実際に取り組んでみるとかなり大変で、約三ヶ月間ずっと課題をこなすのに必死だったように思います。
授業内でのディスカッションについては、正直力不足を実感することの方が多かったです。教科書の内容を読んで理解することで精一杯で自分の意見を考えられていなかったり、ディスカッションで今現在進められている議論を追って行くことに必死で発言する余裕がなかったりと、約20人の自由な討論の中で自分の意見を英語で話すことの難しさをいつも感じていました。この点については英語の学習に限らず、常に様々なことに興味をもち自分の考えを持つことが重要だと感じましたし、留学生のほとんどはそれができているように思いました。(工B3) - 講義で扱った内容は、戦後の日本社会と家族だった。特に日本の女性について考えることが多く、日本女性の家事と仕事について学ぶことが多かった。
授業の形式は生徒(20人弱)と教授が円になって、一人ひとりが担当の教科書の章をプレゼンし、担当者が用意した質問や、教授が投げかけた質問についてみんなで討論する形だった。1回あたり大体100ページくらいの英語の教科書に目を通し、自分がプレゼンの担当者になったときは(1学期に2回くらい)その章のまとめやみんなで討論したいことを考えたりした。1回あたりに読まなくてはいけない英語の量が多いので毎日少しずつ予習しないと大変だった。討論では教授の話す英語より、留学生の話す英語がだいぶ聞き取りにくいので、教授が日本人はどうですか?といって質問を繰り返してくれた時くらいしか発言できなかった。(農B2)