本学主催による、アジア未来リーダー育成奨学金プログラム(Asian Future Leaders Scholarship Program、以下AFLSP)の第7回目となる2022年度冬季成果報告会を2023年2月4日に開催しました。
はじめに、内田勝一 百賢亜州研究院(Bai Xian Asia Institute, BXAI)Academic Committee代表から開会の挨拶があり、本学におけるAFLSPに対する取組みへの期待が述べられました。続いて、アジア未来リーダー育成奨学金プログラムタスクフォース座長である藤原正幸 農学研究科教授から、本学が参加してから9年目を迎える本プログラムの目的や、本学奨学生の研究・社会活動の成果を発信する場として本報告会を開催していることなどが述べられました。
報告会では、趙亮 総合生存学館准教授および張凱淳 工学研究科講師による運営のもと、5名の奨学生が自身の研究成果や社会貢献などについて報告を行った後、2022年4月から開始した、奨学生が2~3名のチームで研究を行うTeam-Project Based Research(T-PBR) の研究成果について、各チームより報告を行いました。
発表を受けて、審査員から講評があり、優れた取り組みおよび発表を行った奨学生とT-PBRの最優勝チームに対し表彰を行いました。
本奨学金プログラムを通じて、学生達が文化の多様性についての理解を深め、国際社会で活躍するリーダーとしての資質を育む機会となることが期待されます。
アジア太平洋地域内での、海外留学を望むアジアの若者たちを支援し、異文化間理解を深め、将来のアジアおよび世界の友好・発展に寄与する人材を育成することを目的として、百賢亜州研究院(Bai Xian Asia Institute)が主体となって2014年より実施が始まりました。京都大学を含む日中6大学がパートナー大学として選ばれ、毎年100名程度の奨学生を受け入れています。本学では毎年約10名の奨学生の受け入れを実施しています。