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京都大学春秋講義は、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的資源について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から開講している公開講座です。
今回は、メインテーマを「観光のまち 京都」として3回講義を行いました。1回目の4月19日(水曜日)は前川佳一 経営管理研究部特定准教授による「観光経営を京都で考える」、2回目の4月26日(水曜日)は川崎雅史 工学研究科教授による「京都の景観とまちづくり- 辺(ほとり)から生まれる賑わい」、3回目の5月10日(水曜日)は高木博志 人文科学研究所教授による「近代における京都イメージの創造 ― 雅・国風・もてなしの文化」と題して講義をおこないました。3日間で1,020名の参加があり、講義後には活発な質疑応答が行われました。
参加者からは、「一般的な経営学理論を踏まえて観光業の説明をしていただき、大変分かり易かった。」、「京都における景観の考え方、見方がわかった。紹介された地域に是非出向いてみたい。」、「京都のイメージが様々な歴史の動きの中で形成されたものであり、その裏に隠されてしまったものもあったことを知り、驚いた。」などの感想が寄せられました。
関連リンク
京都大学オープンコースウェアにて講演映像を公開しています。
- 観光経営を京都で考える(前川佳一 特定准教授)
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/opencourse/171