「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ21「大地震、何が起きる? どう備える?-地震のメカニズム、予測・対策から復興まで-」第1回を開催しました。(2016年3月9日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ21「大地震、何が起きる? どう備える?-地震のメカニズム、予測・対策から復興まで-」第1回を東京オフィスで開催しました。

「地震」をテーマにしたシリーズ21の第1回は、「巨大地震に備えた都市・建築物の地震対策」と題し、林康裕 工学研究科教授が講演を行いました。

林教授は、これまでの日本の地震被害と、都市・建築物の地震対策について話しました。阪神淡路大震災や東日本大震災などの過去の地震、首都直下地震や南海トラフ巨大地震など今後の発生が懸念される地震について説明しました。また、建築物の地震被害やその構造、さらに建築基準法などの構造規定の変遷についても語りました。そして林教授は、地震に備えるために重要なのは、それを自分で学び考えることであり、「危ないかどうか」という認識力や、「何が起こるだろうか」という想像力を自分自身が持つことであると話しました。

講演する林教授

会場の様子