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「面白い(おもろい)を探求する -生物の神秘-」をテーマに、第10回京都大学東京フォーラムをパレスホテル東京で開催しました。出席者は約310名で、学外からは本学卒業生を中心とした国会議員、企業、官公庁の関係者等に多く参加いただき、学内からは山極壽一 総長をはじめ、理事・副学長、副理事、部局長等が出席しました。
本フォーラムでは、山極総長による挨拶の後、高林純示 生態学研究センター教授が「植物と昆虫の会話を解読する」と題して、また阿形清和 理学研究科教授が「切っても切ってもプラナリア -再生を科学する-」と題して講演を行いました。続いて山極総長と高林教授、阿形教授、吉川左紀子 こころの未来研究センター教授の4名により、面白い研究とは何かについてのパネルディスカッションが行われました。講演会終了後に実施した懇親会では、来賓の土屋定之 文部科学事務次官、奥正之 三井住友フィナンシャルグループ会長、竹本直一 衆議院議員からそれぞれ挨拶がありました。
また、今回の東京フォーラムの開催に先行して、同日に経済界で活躍する卒業生が結束して京都大学総長を応援しようという集まりである「京都大学鼎会」の第4回総会が約60名の出席者を得て開催され、今後の本学の発展に向けての意見交換などが行われました。
本フォーラムは、首都圏における本学の情報発信という目的に留まらず、出席いただいた各界で活躍されている本学関係者の結束を図るという効果を期待して実施しています。今後もこのような機会を継続的に提供し、本学のプレゼンス向上に努めていきたいと考えています。
パネルディスカッションの様子