第67回京都大学未来フォーラムは、工学部卒業・工学研究科博士課程修了生で、立命館大学 歴史都市防災研究所教授、京都大学 名誉教授の土岐 憲三 氏を講師にお迎えし開催します。
基本情報
- 吉田キャンパス
- 一般・地域の方
イベント内容
講演タイトル
京都の文化遺産、明日はどうなっているだろう
講師
立命館大学 歴史都市防災研究所教授、京都大学 名誉教授 土岐 憲三 氏
講演概要
1994年に「古都京都」として17の社寺が世界遺産に登録されました。くしくも、その翌年、阪神・淡路大震災が起こり、京都でも仁和寺と醍醐寺の防災施設が壊れ、機能しなくなりました。神戸では国宝や重要文化財の焼失はありませんでしたが、京都で起きたらどうなるでしょうか。京都には、他の政令指定都市に比べて、人口比で13倍もの多くの文化遺産がありながら、今まで寺社間には防災に関する連携意識はなく、努力も十分ではありませんでした。そこで、必要な施策の実現を目指して「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」を2010年に立ち上げ、活動を始めました。また、清水寺から八坂神社に至る防災水利事業が約5年前に完成しており、これも紹介します。
講師略歴
土岐 憲三(とき けんぞう)立命館大学 歴史都市防災研究所教授、京都大学 名誉教授
1966年 京都大学工学研究科博士課程修了、同年同大学工学部助教授、1976年 同大学教授。1996年 東京大学工学系研究科客員教授(2年間)。1997年 京都大学工学研究科長、工学部長、2001年 同大学総長補佐を経て退職。2002年より立命館大学理工学部教授、同大学歴史都市防災研究センター長、同大学総長顧問などを歴任して現職。西日本高速道路監査役、BIP株式会社社外取締役。中央防災会議では防災分野の研究開発に関する委員会委員長、東南海・南海地震に関する専門調査会座長などを務めた。2002年に文化財防災学の創始者として内閣総理大臣表彰を受けるなど多くの受賞がある。
申し込み
(1)Web申し込み、(2)Fax・ハガキ申し込みのいずれかの方法でお申し込みください。
※ 参加いただける方にのみ、参加証をお送りします。
(1)Web申し込み
以下の「Web申込フォーム」からお申し込みください。
Web申込フォーム
(2)Fax・ハガキ申し込み
Faxまたはハガキでお申し込みの方は、以下の項目をご記入の上、申し込み先までお送りください。
- 「第67回未来フォーラム参加」と明記
- 郵便番号
- 住所
- 氏名(フリガナ)
- 職業
- 電話番号(Faxの方はFax番号も加えて)
申し込み先
京都大学 総務部渉外課
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Fax: 075-753-2246
※ 講演者への質問事項がありましたら、申し込み時に簡潔にご記入ください。(講演の質疑応答時に参考とさせていただきます。)
※ お預かりした個人情報は、参加証の発行および今後の講演会の参考にする以外の目的で使用することは一切ありません。
【申込システムについて】
総務部渉外課では、株式会社パイプドビッツが提供するメール配信システムASPシステムを使用しています。
※ Web申し込みされる方は、必ず「mail.adm.kyoto-u.ac.jp」からのメールを受信できるように設定してください。
備考
Tel: 075-753-2233(月曜日~金曜日 9時00分~17時00分)
Fax: 075-753-2246