京都大学は動物学の分野でも世界をリードしています。その研究や教育の歴史において標本が重要な役割を果たしてきました。この企画展では、本学の動物学のはじまりについて、1890(明治23)年までさかのぼる標本をもとに新しい視点で探ります。第三高等学校が購入・収集し、現在までの本学で教育・研究に活用された標本を展示するとともに、明治・大正期の第三高等学校や京都における動物学を紹介します。
本学総合博物館は100年以上の標本の歴史を背景に1997年4月に発足し、設立20周年をむかえました。総合博物館が展開している標本を基盤とした新しい博物館学の構築と大学博物館の役割についても展望します。
基本情報
- 吉田キャンパス
- 在学生の方
- 企業・研究者の方
- 一般・地域の方
入館料
一般: 400円
高校生・大学生: 300円
小学生・中学生: 200円
※ 20名以上の場合は団体観覧料を適用
※ 障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1人、70歳以上の方、本学の学生・教職員、京都府下の大学在籍の学生は無料(要証明証)
イベント内容
企画展に合わせて、以下のとおり関連講演会等を開催します。いずれも参加無料です(ただし、博物館への入館料は必要)。
大学博物館シンポジウム以外は、申し込み不要です。
展示解説
日時
7月8日(土曜日) | 14時00分~14時30分 15時00分~15時30分 | 解説者:本川雅治(京都大学教授) |
7月29日(土曜日) | ||
8月19日(土曜日) | ||
9月16日(土曜日) | ||
10月7日(土曜日) |
場所
総合博物館 企画展示室
講演会
日時
6月24日(土曜日) 14時00分~16時00分 | 「京都における明治・大正期の動物学、平瀬與一郎、平瀬貝類博物館」 Paul Callomon(ドレクセル大学自然科学アカデミー コレクションマネージャー) 押田龍夫(帯広畜産大学 教授) |
7月15日(土曜日) 14時00分~15時30分 | 「本草学から動物学へ」 疋田努(京都大学 名誉教授) |
8月5日(土曜日) 14時00分~15時30分 | 「三高動物学とこれからの博物館科学」 本川雅治(京都大学 教授) |
場所
総合博物館 本館3階講演室
研究紹介
日時
8月26日(土曜日) 13時00分~16時00分 | 「京都大学の動物学研究のいま」 |
9月2日(土曜日) 13時00分~16時00分 | 「アジアの動物学研究のいま "Current zoology research in Asia." 」 |
場所
総合博物館 企画展示室
詳細
研究内容、登壇者については総合博物館Webサイトにてお知らせします。
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/
大学博物館シンポジウム
日時
7月2日(日曜日)13時00分~17時00分
場所
総合博物館 本館3階講演室
詳細
The Symposium focuses about collection, museum science, and international network of university museums worldwide (all in English, no translation).
(全て英語、通訳なし)
Speakers
- Paul Callomon (Drexel University)
- Boris Krystufek (Slovenian Museum of Natural History)
- Kai He (Kyoto University)
- Daosavanh Sanamxay (National University of Laos)
- Masaharu Motokawa (Kyoto University)
- Naohide Nakayama (Kyoto University)
申し込み・問い合わせ(Registration and inquiry)
参加ご希望の方は、以下のアドレスまでE-mailにてお申し込みください。
E-mail: um-symp2017*inet.museum.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
ミニ展示
京都府立図書館と連携したミニ展示会を行います。詳細は総合博物館Webサイトにてお知らせします。
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/
申し込み
※ 関連イベントの内「大学博物館シンポジウム」のみ申し込みが必要です。詳しくは「詳細等」欄を参照ください。
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel: 075-753-3272