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公開日
石井信 情報学研究科教授、片山梨沙 同博士課程学生、吉田和子 オックスフォード大学博士による研究グループは、バーチャルリアリティ(VR)による部分観測迷路において、探索中に予想した周辺の風景(シーン予測)とその予測に対する自信の度合い(主観的確信度)が、脳活動から解読できることを明らかにしました。
上頭頂小葉では、被験者のシーン予測に対する確信度レベルによって、シーン予測の解読精度に差が生じることを示しました。
人工知能モデルを用いた解析により、実験参加者の位置推定に対する客観的確信度を推定し、その客観的確信度によって、下頭頂小葉でシーン予測の解読精度に差が生じることも示しました。
本研究成果は、2022年4月19日に、国際学術誌「Communications Biology」にオンライン掲載されました。
詳しい研究内容について
研究者情報
研究者名
石井 信
書誌情報
【DOI】
https://doi.org/10.1038/s42003-022-03314-y
【KURENAIアクセスURL】
http://hdl.handle.net/2433/269416
【書誌情報】
Risa Katayama, Wako Yoshida, Shin Ishii (2022). Confidence modulates the decodability of scene prediction during partially-observable maze exploration in humans. Communications Biology, 5:367.
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