農学研究科とヤンマーアグリ株式会社が、産学共同講座「ヤンマーデータ駆動型サステナブル農業講座」を開始しました

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 本学農学研究科とヤンマーアグリ株式会社は、持続可能な食料生産の実現に向け、産学共同講座「ヤンマーデータ駆動型サステナブル農業講座」を2025年2月1日に開始しました。

 農業の分野では、持続可能な食料生産を実現するため、AIやデータなどを活用したスマート農業や温室効果ガスを排出しない脱炭素農業の確立が必要不可欠となっています。農業機械やロボティクスといったヤンマーの技術と本学のアカデミアの専門的知見により、これらの課題を解決し、農業の発展を加速させるべく、農学研究科に共同講座を開設しました。2030年1月までの5年間、データ駆動型サステナブル農業の共同研究を行います。

 本共同研究では、自動運転・電動技術の更なる向上に加え、クラウド上でほ場や作物状況、土壌分析などのデータ収集を行い、遠隔農業マネジメントを行うデータ駆動型農業システムの確立を目指します。

 農業研究科における講義や課題研究の指導協力のほか、学生・研究生もともに行う栽培・作業分析など、農学研究科附属木津農場での実証も実施していきます。

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