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2024年秋の湘南京大会(旧茅ヶ崎京大会)が、2024年11月16日に藤沢市において開催され、湘南在住の16名が参加しました。
最初に、中塚一宏 代表(工学部・1990年卒)から挨拶があり、沖津文雄 氏(理学研究科・1961年修了)の乾杯の発声で始まりました。
続いて、福田喜一郎 氏(文学研究科・1981年修了)より「定年後の学問の愉しみ」と題した話がありました。定年後に市民講座で教えているカント哲学の概要や参加者の様子、主催しているオンラインゼミナールの紹介などがあり、市民講座やゼミナールで教えながら、今までで一番研究を楽しんでいること、生涯研究を続けたいことなどが語られました。参加者からは、京都大学で哲学と言えば、西田幾多郎博士といわれることから、哲学の道の思い出や鎌倉の東慶寺にお墓があることなどの話題が出て、京都と湘南と哲学とを結ぶ話に発展しました。理系の参加者が多い中、哲学、それも研究者からの話が出るのは珍しく、参加した同窓生にとって新鮮な体験となりました。
その後、初参加の毎熊誠一郎 氏(工学研究科・1985年修了)より自己紹介があり、谷田卓美 氏(工学研究科・1975年修了)より、京都大学東京フォーラムについての報告がありました。最後に、当日誕生日の方へのプレゼントが贈呈され、本会は閉会となりました。
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