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告示第11号
熊野寮自治会は、熊野寮祭の一環として、特にここ数年来、危険な企画や迷惑な企画を学内外で実施してきた。このため、本学は、熊野寮自治会に対して、危険な企画や迷惑な企画を実施しないよう通告するとともに、本学の学生に対しては、告示を発出し、このような企画には関わらないよう注意を促してきた。
京都大学は、学生の自主的な活動に介入するものではない。しかし、過去にあった時計台記念館をはじめ本学の建造物に梯子をかけて昇降する行為や、無理やり建造物に侵入する行為は、いずれも、一歩間違えば生命・身体に関わる大きな事故につながりかねない極めて危険な行為であり、このような行為は到底看過することができない。
京都大学は今後、このような企画を主導して実施した団体・個人のみならず、同企画に参加した者に対しても、学内処分及び法的措置を含め、厳正に対処する。
なお、過去の上記企画には、本学ウェブサイトにおいて、「吉田南1号館の封鎖について(2015年10 月28日)」として掲載している吉田南1号館の封鎖に関わった、中核派系全学連(全日本学生自治会総連合)関係者が関与していた。
本学学生には、建造物への梯子での昇降や侵入はもとより、これらを扇動・助長する行為も含めて、このような極めて危険かつ刑法に抵触する行為につながる企画には一切関わることのないよう、改めて強く注意を促すものである。
令和6年11月27日
京都大学