京都大学キッズコミュニティ(KuSuKu)は、育児中の研究者が安心して研究に専念できる環境を用意することと、次世代を担う子供たちを育成することを目的として2023年12月に開所し、本学の研究者や名誉教授等が講師として参加し、小学生に、調べてわかることの楽しさに気づく体験を提供するなど、多彩な教育プログラムを展開しています。
子どもの日のイベントとして、2024年5月5日に、KuSuKuを利用した子どもたち向けに特別ランチ会を開催しました。
本イベントは、KuSuKu近隣のインキュベーション施設「toberu」と試行したもので、toberuの専属シェフによる本格的なイタリアンメニューを、子どもたちでも食べやすい味に工夫して提供しました。
KuSuKuで普段のランチタイムに提供しているのは宅配弁当のため、出来立てのあたたかい料理が並ぶ光景は子どもたちにとって新鮮であり、「美味しい」とおかわりをする子どももたくさんいました。
今後も子どもたちが喜ぶ様々な魅力的なイベントを実施し、育児中の研究者等が安心して子どもを預けることができる環境の充実を図っていきます。
「toberu」とは
社会課題を解決する事業アイデアとそれに取り組む起業人材を育てる(インキュベートする)、株式会社フェニクシーの専用施設です。大企業社員や研究者、学生、起業家等が「toberu」に4カ月居住し、日常的な異業種交流やスキル研修、個別メンタリング等をとおして、利益と社会的インパクトを生む新規事業を開発します。
居住滞在型インキュベーション施設「toberu」
関連リンク
関連部局