湘南京大会2023年秋の懇親会が開催されました

　2023年秋の湘南京大会（旧茅ヶ崎京大会）が、2023年11月18日に藤沢市において開催され、湘南在住の12名が参加しました。

　最初に、中塚一宏 代表（工学部・1990年卒）から挨拶があり、沖津文雄 氏（理学研究科・1961年修了）の乾杯の発声で始まりました。

　続いて、宇多川隆 氏（農学研究科・1974年修了）から「発酵による地域活性化」と題した話がありました。福井県立大学で教授として勤務していた際に地域の方々と開発した地元の特産物について、従来廃棄されていた魚の内臓を使って生産された魚醤をメインに、魚の種類によって試行錯誤をした経験や、発酵や酵母のことなど、多岐にわたり説明がありました。参加者も興味津々で、いつも以上に活発な質疑応答や議論で大変盛り上がりました。

　今回は、設立当初の茅ヶ崎京大会のことも話題にのぼりました。1967年創立で、今年56年目を迎える歴史ある同会では、顔ぶれは少しずつ変わっていますが、参加者の経験をもとに、仕事や趣味の話題が飛び交う和やかで気楽な会という本質は受け継がれています。