奈良県および京都大学高大接続・入試センターにおける高大連携協定に基づき、2023年10月1日、研究発表会「京都大学への架け橋」を国際科学イノベーション棟で実施し、奈良県内の高等学校に在籍する高校生等37名が参加しました。
「京都大学への架け橋」は、高校生が各校で取り組んでいる探究活動の成果を発表するとともに、本学大学院生(博士後期課程学生)と交流する高大連携事業です。
奈良県内の高等学校5校の高校生が、口頭での研究発表および質疑応答を実施した後、人文社会科学および自然科学を専門とする大学院生2名が、自身の研究を紹介しました。最後に行われた高校生と大学院生によるパネルディスカッションでは、高校生から多くの質問が寄せられ、盛会のうちに終了しました。
大学院生から高校生に対して「今、好きなことをやる。大切にする。それが未来に繋がる」、「研究においては、分からないことにワクワクする力や、仲間とのディスカッションを大切にしている」といった言葉がかけられました。
参加した高校生からは「同世代の色々な研究を知ることで、さらに自分も頑張ろうと思えた。また、大学院生の研究は目標になった」、「全ての研究発表が面白くて、そんな発想の研究があるのだと感動した」、「パネルディスカッションでは、これからの勉強のモチベーションや将来の研究に役立つような情報を得られて大変興味深かった」、「大学院生から、京都大学の魅力や高校生の間にやっておくと良いことなど、素敵なアドバイスを聞くことができた」といった感想が寄せられました。
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