左京消防署との合同消防訓練および令和4年度京都大学医学部附属病院災害対策訓練を実施しました

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 医学部附属病院では、2023年3月7日に左京消防署と合同消防訓練、翌8日に令和4年度京都大学医学部附属病院災害対策訓練を実施しました。

 3月7日の合同消防訓練は、積貞棟6階から出火し、逃げ遅れた患者がいるという想定で実施されました。火災報知器発報後、自衛消防隊が参集し初期消火および避難誘導の訓練を行いました。その後、積貞棟6階に取り残された患者3名の救助を想定した左京消防隊による大型はしご車を用いた救助訓練が行われました。この大型はしご車は日本に2台しかない特殊なもので、バスケット部分に5名搭乗することができ、車椅子患者の救助も可能です。訓練終了後には奥田浩喜 左京消防署長より講評があり、訓練は終了しました。

 翌3月8日は、「京大病院事業継続計画(BCP)」の検証と防災意識の高揚を図るため、令和4年度京都大学医学部附属病院災害対策訓練を実施しました。平日の昼間(14時頃)に左京区内において震度7の地震が発生した想定で行われ、本訓練の日時や被災状況などの設定は、参加者には非公開のうえ、実施しました。訓練開始の放送の後、災害対策本部要員となるスタッフが速やかに対策本部に参集し、それぞれの役割を確認しながら、建物や設備の被害状況などの情報収集を行いました。また多数の傷病者が運ばれてくる想定のもと、トリアージエリアを設置し、傷病者役のスタッフを適切に振り分け、診療手順の確認を行いました。

 医学部附属病院は、京都府災害拠点病院(2015年4月1日指定)として、今後も継続的に災害対策訓練を実施することにより、災害対応力の更なる強化を図っていきます。

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大型はしご車での救助訓練
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大型はしご車を俯瞰した様子
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左京消防署との合同消防訓練
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