京都大学では、北は北海道から南は九州まで、全国各地に数多くの教育研究施設を展開しています。これらの隔地施設は、本学の多様でユニークな教育研究活動の拠点として重要な役割を果たすとともに、施設公開などを通じて、それぞれの地域社会における「京都大学の窓」として親しまれてきました。
これらの隔地施設の活動をより一層知ってもらうため、一定期間に集中して公開イベントを行う「京大ウィークス」を2011年度から開催しています。
2022年度も「京都大学創立125周年記念 京大ウィークス2022」として、2022年7月29日~11月6日の間、新型コロナウイルス感染防止対策を講じつつ、24施設でイベントを開催しました。参加者にとって、普段はなかなか訪れることができない場所を見る機会となりました。
「京大ウィークス2022」各施設の公開イベント
北海道研究林 自然観察会「秋の森の生態系」(10月22日(土曜日))
北海道研究林では、「自然観察会「秋の森の生態系」」を開催しました。
白糠区の天然林に設定した観察コースをスタッフの解説のもとに散策しました。道中には自動撮影カメラ、マレーゼトラップ、リタートラップといった調査機材を設置し、研究の一端を紹介しました。
参加者は散策の途中で見つけたキノコの名前を教員に聞いたり、マレーゼトラップの仕組みについて熱心に耳を傾けたりし、「樹木の詳しい説明や、キノコについてとても興味深く、とっても良かった」、「車の中で演習林の仕組みなど聞くことができて興味深かった」との感想がありました。
飛騨天文台 特別公開 (8月20日(土曜日))、自然再発見ツアー(10月8日(土曜日)~10月10日(月曜日))
飛騨天文台では、「特別公開」と「自然再発見ツアー」を開催しました。
「特別公開」では ドームレス太陽望遠鏡観測室や65cm屈折望遠鏡ドームでの見学、天文台の歴史や太陽研究に関する講演等を行いました。参加者の方々からは、「太陽についてもっと知りたくなる興味深い内容の特別公開だった」、「またぜひ星を見に来たい」などの感想がありました。
3日間にかけて実施した「自然再発見ツアー」では、初日の夜の時間帯に月や冬の星座を、日の出後はドームレス太陽望遠鏡(DST)や太陽磁場活動望遠鏡(SMART)により、太陽表面やプロミネンスの構造、およびそれらの光を七色のスペクトルに分解した際の見え方を観察し、太陽や天体のガスの成分や運動をどのように定量的に調べることができるのかや、太陽と地球との関係、歴史について考察しました。2日目には近隣の化石館や大滝なども訪問し、飛騨地方の地質学的歴史に触れました。
最終日には、日本北アルプスの西穂高に登り、高山植物や地層・岩石の様子を観察し、飛騨地方の生物学的・地質鉱物学的特徴を学び、ツアーは無事終了しました。
ヒト行動進化研究センター 2022年度京都大学犬山キャンパス一般公開(10月22日(土曜日))
ヒト行動進化研究センターでは、「2022年度京都大学犬山キャンパス一般公開」を開催しました。
10代から70代までの幅広い年齢層から、20名の現地参加と、20名のオンライン参加があり、犬山キャンパス周辺の市町村だけでなく、愛知県内や関東、近畿地方など遠方からもたくさんの参加がありました。
当日は、「類人猿ボノボ:メスたちがつくる平和社会」の講演後、ニホンザルの放飼場、展示室、骨格標本室など、キャンパス内の見学を行いました。
参加者は熱心に参加し、「担当の方や学生の方から丁寧にご説明いただき、熱い思いが伝わってきた」、「大学の研究がどのようになっているのかほとんど分からなかったが、イメージを掴むことができてよかった」などの感想が寄せられました。
信楽MU観測所 信楽MUレーダー見学ツアー2022 (10月15日(土曜日))
信楽MU観測所では、「信楽MUレーダー見学ツアー」を開催しました。
午前の部、午後の部あわせて82名の参加があり、近年では最大の盛況となりました。
今回は、コロナ禍以降中止していた屋内での講義を実施し、山本衛 生存圏研究所長からMUレーダー、赤道大気レーダーの歴史やレーダー観測の原理などについて講演を行いました。その後、教員・スタッフの解説付きでMUレーダーをはじめとする各種観測装置の見学ツアーを楽しみました。ツアーの最後では,気球を用いた高層気象観測手法であるラジオゾンデの実機を用いた解説を行い,参加者自らによる放球を体験しました。
大気による電波の散乱メカニズムやビームフォーミングの原理などへ多数の質問があがるなど、好評を得ました。同観測所では、来年度も見学ツアーを開催する予定です。
流域圏総合環境質研究センタ- 施設見学会(10月22日(土曜日))
流域圏総合環境質研究センターでは、「施設見学会」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、長らく対面での見学会実施ができませんでしたが、今回、3年ぶりの対面実施となりました。同研究センターについての説明の後、施設内の実験プラントや分析装置の見学を行いました。また、実験体験として、バクテリアの培養実験や琵琶湖の微生物の顕微鏡観察などを行いました。参加者は、時間いっぱい見学会を楽しんでいました。
生態学研究センター 一般公開「学校で習わない生き物の不思議」 (11月5日(土曜日))
生態学研究センターでは、「一般公開「学校で習わない生き物の不思議」」を開催しました。
今回は、「目立ちたがる生き物、まねる生き物の不思議」、「危機にある世界自然遺産の小笠原諸島の生き物たち」の2題の講演を実施した後、3グループにわかれて同センターの圃場を見学しました。中学生、高校生、大学生からシニアまで幅広い年齢層が参加し、それぞれに生物の興味深い生態と実際の研究の様子を垣間見て楽しみました。参加者からは、「来年も参加したい」との感想も多数寄せられました。
芦生研究林 一般公開自然観察会 (10月22日(土曜日))
芦生研究林では、「一般公開自然観察会」を開催しました。
今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの感染症の拡大防止の観点から、送迎バスの定員を半分にするなど、例年の半分程度を定員として実施し、26名の参加がありました。
当日は、教職員による3班に分かれてのガイドツアーや、360°画像を用いた森林VR体験のほか、資料館開放を実施しました。参加者からは「大変有意義でした。原生林や野生動物の説明がとても良かった」、「フィールド教育の勉強になった 」などの感想が寄せられました。
宇治川オープンラボラトリー 公開ラボ「災害を起こす自然現象を体験する」(10月22日(土曜日))
宇治川オープンラボラトリーでは、「公開ラボ「災害を起こす自然現象を体験する」」を開催しました。
当日は、施設や研究を紹介する映像を上映した後、「土石流からいかに逃れるか?」をテーマに土石流の数値実験について教員が講義を行いました。続いて、浸水体験実験装置による浸水ドア開閉、雨水流出実験装置による降雨流出、実物大階段模型での流水階段歩行を体験し、最後に津波再現水槽で津波の様子を観察しました。参加者は、視覚的・感覚的に水の強さや水害の恐ろしさを実感しました。
参加者からは、「身近に起こりうることを実際に体験できて、有意義だった」「実際に体験もできて子供たちと防災について話す良い機会になった」、「日頃気になっていた研究所の機能や研究領域の理解につながった」という感想が寄せられました。
宇治キャンパス 京都大学宇治キャンパス公開(10月22日(土曜日)、23日(日曜日) )
京都大学宇治キャンパスでは、「京都大学宇治キャンパス公開2022」を開催しました。
このイベントは、宇治キャンパスで行われている科学研究活動の一端を知っていただくことを目的に、毎年開催しているものです。3年ぶりの現地開催となった今年は、子供から大人まで楽しめる実験やゲームなど体験型の公開ラボや、最先端の研究を分かりやすく紹介する公開講演会を開催しました。また、今年は京都大学創立125周年記念特別講演会として、湊長博 総長の講演会も開催し、多くの方が参加しました。
詳細は、以下のページをご覧ください。
宇治キャンパス公開2022を3年ぶりに現地開催しました
舞鶴水産実験所 設置50周年シンポジウムと企画展(10月29日(土曜日)、30日(日曜日))
舞鶴水産実験所では、本実験所設置50周年を記念し、1日目にシンポジウム「京都の海の魅力と不思議」を、2日目に企画展「舞鶴水産実験所の過去・現在・未来」を開催しました。
シンポジウムでは、演者6名が京都の海にまつわる活動や取組を紹介し、パネリスト3名が本実験所への期待や注文を表明しました。企画展では、本実験所の沿革と観測機器の改良史を展示解説し、主要施設の案内ツアーを実施しました。また、両日ともに地元の高校生と本実験所の大学院生が日頃の活動成果をポスターで発表しました。
参加者は延べ224名にのぼり、ポスター発表と海の生き物タッチプールが特に好評でした。
花山天文台 特別公開「宇宙と文化の日」(11月3日(木曜日・祝日))
花山天文台では、「特別公開「宇宙と文化の日」」を開催しました。
午前中はオンライン配信により、太陽に関するミニ講演や台内紹介などを行いました。また午後には、対面での天文台見学会を開催しました。人数を限った中でしたが、参加者は、天文台の各施設や、本館前広場でのアート作品とパフォーマンス「太陽の序章」の展示・上演を楽しみました。またオンライン中継を、作品の前より実施しました。
当日は晴天に恵まれ、現地での参加者は太陽観測や展示を見学されていました。参加者からは、「太陽について興味が持てました。楽しかったです」、「虹がきれいに見えて、黒点も見られて、これをきっかけに、太陽を調べてみようかと思います」などの感想が寄せられました。
農場 京大農場オープンファーム2022 (11月3日(木曜日・祝日))
農学研究科附属農場では、「京大農場オープンファーム2022」を開催しました。
このイベントは、地域の人々に農業に触れる機会の提供、京大農場の最新の施設・設備の見学、農業技術の開発と実証を目指した京大農場の取り組みの紹介を目的に、毎年開催しているものです。「高品質な食事への農学部の挑戦」を基本テーマとした公開講座を開催するとともに、農場内を巡る農場ツアー(水田・果樹コース、蔬菜・花卉コース)、農業体験実習「イネの収穫」「カキの収穫」、公開ラボ「台所用品でDNA抽出」「渋柿の渋抜き体験」といった企画と、研究紹介や実験器具展示、農業機械展示、農業機械自動走行デモンストレーション等を通して、農業生産に関わる先端的研究、農学教育、実践的農業生産など、多面的機能を有する附属農場の活動内容を公開しました。
好天にも恵まれ、農場ツアーは大盛況でした。農業体験実習や公開ラボの人気が高く、収穫したカキの購入や、稲穂の一部を持ち帰るなど、参加者より好評が得られました。公開講座ではオンラインとのハイブリッド開催を実施しました。参加者が講義に集中している様子がうかがえ、講義後には活発な質疑応答も行われました。また、農産物販売ではカキ、サトイモ、お米、シクラメン、花壇苗などが人気でした。参加者からは、「来年も参加したい」との感想も多数寄せられました。
上賀茂試験地 秋の自然観察会 (11月5日(土曜日))
上賀茂試験地では、「秋の自然観察会」を開催しました。
74名の応募があり、当日は19名が参加しました。今年度は、主に里山の環境や整備(炭窯での製炭、試験地の材を利用したシイタケ栽培および薪生産、里山林施業など)を紹介するコースと京都市の二次林に生育する樹木の識別方法やマツ属見本林などを紹介するコースを設定しました。参加者は、3班に分かれ、教職員の解説のもと、希望するコースを約2時間かけて散策しました。また、施設紹介として温室での育苗および育種、標本館の見学も行いました。参加者からは「さまざまな外国産樹木を見ることができた」、「身近な里山と人との関わりを知ることができた」、「もっと開催回数を増やしてほしい」などの感想が寄せられました。
複合原子力科学研究所 アトムサイエンスフェア講演会2022(10月22日(土曜日))、実験教室2022プラス(10月30日(日曜日))
複合原子力科学研究所では、「アトムサイエンスフェア2022」を開催しました。
講演会は、対面とオンラインのハイブリッド形式で、富岡尚敬 海洋研究開発機構 高知コア研究所主任研究員による「顕微鏡による天文学 -小惑星リュウグウのすがたを探る-」と、山村朝雄 複合原子力科学研究所教授による「未来のがん治療技術:核医薬 -人類に脅威にも福音にもなるアクチノイド-」の2つの講演を行い、54名の参加がありました。ディスカッションもスムーズに進行し、「もっとリュウグウのことについて知りたいと思うようになった」、「専門的なことを聞けてよかった」などの感想が寄せられました。
「実験教室プラス」は11名の中学生が参加し、「拡散霧箱実験」と「DNA抽出実験」を体験しました。参加者は意欲的に実験に取り組み、「実験をしながら説明を聞けて有意義だった」、「霧箱の実験は雲ができるしくみが面白かった」などの感想が寄せられました。
阿武山観測所 「特別公開」地震学を知る-基礎から最先端まで-(10月29日(土曜日)、30日(日曜日))
阿武山観測所では、「特別公開」と「地震学を知る -基礎から最先端まで-」を総合テーマにした「特別講演」を実施しました。
特別講演では、観測所が推進拠点となっている「満点計画」に関するものも2件実施し、特別講演にふさわしく、阿武山観測所でないと聞くことができないような講演となりました。
天候に恵まれたこともあり、両日合わせて、過去最高となる280名の参加がありました。参加者からは、「講演やスタンプラリー、アマチュア無線体験など、子供と楽しく見学出来ました」、「地震についての知識が得られよかった。建物も素晴らしい」などの感想が寄せられました。
和歌山研究林 ミニ公開講座 (10月15日(土曜日))
和歌山研究林では、「和歌山研究林ミニ公開講座」を開催しました。
このイベントは、本施設で行われている教育・研究内容などについて、地域の方々に知ってもらうことを目的に2015年から開催しているものです。
当日は9名の参加者があり、有田川町清水行政局駐車場に集合してマイクロバスで林内に向かいました。現地では、研究林教員の解説により、主に標高の高い尾根部で自然観察を行いました。樹木の種名だけでなく、その生存戦略の多様性や、木材の資源としての利用と課題について解説を行い、参加者の理解を深めることができました。
参加者からは、「貴重な体験だった」、「最高に素晴らしい一日でした」などの感想が寄せられました。
瀬戸臨海実験所 公開ラボ・施設見学 「白浜の海の自然と発見」(10月22日(土曜日))
瀬戸臨海実験所では、「公開ラボ・施設見学「白浜の海の自然と発見」」を開催しました。
まず、施設内見学として、臨海実験所の歴史と役割についての講義、および無人島・畠島試験地(以下、畠島)の説明、昭和天皇臨幸記念碑の見学を行いました。その後、野外見学として、採集実習船ゾエアに2班に分かれて乗船し、本学所有の畠島へ渡りました。畠島の分室では、畠島の環境や生物を示した黒板を解説し、海岸で生物を観察しました。畠島から瀬戸臨海実験所に戻り、白浜水族館の展示の解説を行いました。その後、水族館を自由に観覧しました。本イベントでは、特に畠島への上陸が好評でした。
潮岬風力実験所 大気観測の実体験(11月5日(土曜日))
潮岬風力実験所では、「大気観測の実体験」を開催しました。
当日は和歌山県、大阪府から20名の参加がありました。イベントでは、ゾンデによる気象観測を行うとともに、気象観測にも使われるドローンの操作を実際に体験しました。天候にも恵まれ、放球されたゾンデを長い時間地上から見ることができ、ゾンデからのデータを見ながら現場での気象観測がどのように行われているかなどの解説がありました。
参加後のアンケートでも、「実際の気象観測に触れて面白かった」という意見があり、気象観測の実際を理解するよい機会となりました。
岡山天文台 特別公開2022(11月5日(土曜日))
岡山天文台では、「特別公開」を開催しました。
この特別公開では、岡山天文台の東アジア最大級の口径3.8mせいめい望遠鏡の公開を行いました。せいめい望遠鏡を目の前に開発者や観測者が交代で望遠鏡の解説を詳しく行い、望遠鏡の駆動デモでは、その動きの速さに歓声が上がっていました。見学時間・人数を制限しての公開となりましたが、せいめい望遠鏡のこれからの活躍に期待が寄せられました。
徳島地すべり観測所 地すべり観測所と地形・地質の見学会 (8月27日(土曜日))
徳島地すべり観測所では、「地すべり観測所と地形・地質の見学会」を開催しました。
徳島地すべり観測所で施設の設立経緯や最新の斜面災害研究の講義を行った後、徳島地すべり観測所の周辺にある中央構造線の地形と地質、地すべりのバス見学を行いました。見学地点を訪問しながら中央構造線が四国の地形をどのようにつくっているのか、地すべりは中央構造線とどのような関係になっているのかを学びました。
「専門的な内容であるが説明がわかりやすい」、「もっと他の場所も訪れて自分で学習してみたい」、「次年度も参加したい」との声が多く寄せられました。
徳山試験地 周南市・京都大学フィールド科学教育研究センター連携公開講座 (10月1日(土曜日))
徳山試験地では「周南市・京都大学フィールド科学教育研究センター連携公開講座」を開催しました。
まず「SDGsの向こう側」をテーマに、中島皇 元フィールド科学教育研究センター講師が講演を行いました。講演の後には、タブノキ・カシ類、クロキなどの暖温帯常緑広葉樹林や約100年生のヒノキ林(文化庁より「ふるさと文化財の森(檜皮)」に指定)ならびにクヌギ植栽実験林などの実験林を有する徳山試験地のフィールドを見学しました。
参加者からは、「SDGsに興味が出てきた」、「新たな知識を得ることができてよかった」といった感想が寄せられました。
火山研究センター 94/125一般見学会&文化財見学(7月29日(金曜日)~7月31日(日曜日))
火山研究センターでは、「京都大学火山研究センター94/125一般見学会&文化財見学」を開催しました。
7月29日は台風の影響により時間を短縮しながらも、ライトアップされた本館とデジタル地球儀(ダジック・アース)を楽しみました。また、7月30日には例年通りの一般見学会を開催し、100名を超える参加がありました。参加者は、復元された地震計、最新のドローン観測の結果、七輪を用いたマグマ実験などを興味深く見学していました。
7月31日には、見どころマップをもとにした登録有形文化財の見学会と阿蘇火山の概要に関する講演を実施しました。
地球熱学研究施設 施設公開・講演会・ライトアップ(11月5日(金曜日)、6日(土曜日))
地球熱学研究施設では、「施設公開・講演会・ライトアップ」を開催しました。
施設公開は対面方式で、公開講演会はオンラインにより実施しました。参加者は、身近な温泉からその利用や原因までを「別府の温泉を知ろう」、「地熱を実験で感じよう」、「別府に火山が多いのはなぜだろう」、「ダジックアースで地球の現在と過去をみてみよう」、「運動場の砂からマグマができる?」という観点による実験や映像をとおして体感しました。講演会では、別府湾の海底から湧出する温泉についての研究成果が提供されました。
幸島観察所 幸島ニホンザルの観察会(11月6日(日曜日))
幸島観察所では、「幸島ニホンザルの観察会」を開催しました。
観察会は県内外から17名の参加がありました。天候にも恵まれ、午前中は幸島に渡りニホンザル観察を行いました。参加者は、芋を与えると潮だまりや波打ち際に移動して芋を洗うニホンザルの様子を観察しました。午後からは、観察所内で常駐職員や研究員が幸島やニホンザルについての講義を行いました。
本イベントは毎年応募する熱心な参加者もおり、「一度来てみたかったので来ることができてよかった」、「芋洗いを見ることができて良かった」などの声が寄せられました
宮崎観測所 施設一般公開・ミニ講座(8月20日(土曜日)、21日(日曜日))
※ 新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ、中止となりました。