本学と、本学の戦略的パートナーシップ校であるウィーン大学との間で、「Kyoto-Vienna Anniversary Ceremony 2022」が2022年11月8日にオンラインで開催され、本学からは、湊長博 総長、稲垣恭子 理事・副学長、河野泰之 副学長、西村剛 ヒト行動進化研究センター准教授らが参加しました。本イベントは、2019年に両大学が締結した戦略的パートナーシップ協定を2022年10月に更新したことを記念し、両大学の学長、副学長や関係教員等を対象に開催されたもので、これまでの両大学の交流の歩みや、戦略的パートナーシップでの活動、今後の展望等について、両大学からの発表や研究者同士のトークセッションが行われました。
イベントの冒頭には、湊総長とSebastian Schütze ウィーン大学長よりそれぞれ挨拶がありました。続く副学長によるセッションでは、河野副学長、Manuela Baccarini ウィーン大学副学長が、両大学の戦略的パートナーシップの枠組みやこれまでの活動、今後期待することなどについて発表しました。その後、ウィーン大学国際部によりさらに具体的な活動内容や今後の計画が発表されました。
イベントの最後には、これまで両大学の交流に携わってきた研究者によるトークセッションが行われました。本学からは西村准教授が、ウィーン大学からはWolfgang Mazal 教授が参加しました。トークセッションはNikolaus Forgó ウィーン大学教授の司会進行のもと行われ、西村准教授はウィーン大学との共同研究による2020年のイグノーベル賞受賞に関するエピソードや、若い世代の研究者が今後の両大学の交流に参画していくことに対する期待等について話しました。
両大学の学長、副学長や研究者がこれまでの交流活動や、今後についての期待、展望について確認し合い、戦略的パートナーシップの新たな3年間の活動を後押しするイベントとなりました。