2022年 京都大学地球物理学教室同窓会「京大知球会」講演会・総会を開催しました

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 2022年 地球物理学教室同窓会「京大知球会」講演会・総会が、2022年2月19日にオンライン形式で開催されました。講演会は一般市民にも公開され、会員以外も含めて90名が参加しました。

 講演会では、今脇資郎 会長(理学研究科修士課程・1970年修了)の開会挨拶のあと、「退職記念講演」として、James Jiro MORI 防災研究所教授より「京都大学の志田先生とレボイル・パシュウィツ傾斜計:Prof. Shida and the Rebeur-Paschwitz tiltmeter at Kyoto University」、橋本学 防災研究所教授より「荒ぶる大地の素顔に迫る-「大地動乱の時代」の測地学-」、西上欽也 防災研究所教授より「活断層の深部をさぐる -野島断層・山崎断層・跡津川断層-」、そして、釜井俊孝 防災研究所教授より「宅地崩壊-都市と斜面の近現代-」と題した講演が行われました。

 その後の、「2021年度修士論文賞受賞者講演」では、今村春香さん(理学研究科 修士課程2回生)が「水面波による混合の強度とメカニズムに関する数値実験と室内実験」、沢口航さん(理学研究科 修士課程2回生)が「月周辺におけるホイッスラーモード波のスペクトルについて -Rising toneの存在とスペクトル形状の空間分布」、そして、田旗栄太さん(理学研究科 修士課程2回生)が「古第三紀始新世の地形変化による海洋熱塩循環場変化とその力学機構について」と題した、修士論文に基づく講演を行いました。

 総会では、退職記念品と修士論文賞副賞の贈呈に続き、地球物理学教室の近況報告、同窓会の活動報告ならびに議事が行われ、盛会のうちに終了しました。

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総会出席者