京都大学技術士会主催の第14回講演会(イブニングセミナー東京)を、2022年2月17日に東京オフィスにて、会場とオンラインを併用したハイブリッド形式で開催しました。この行事は会の主要事業の一つである会員の継続研鑽を目的として企画されたもので、会場、オンライン、そして海外からも含めて150名を超える参加がありました。
下村泰造 副代表幹事(工学研究科・1994年修了)の司会進行のもと、建設ITジャーナリストである家入龍太 株式会社建設ITワールド代表取締役(工学研究科・1985年修了)による「人手不足、withコロナのピンチが建設DXを加速する~AI・ロボットとの協働で実現する働き方改革~」と題した講演が行われ、アフターコロナの建設業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)に関して、家入代表取締役が日頃から注目する様々な観点からの話題が提供されました。その講演の中では、デジ「タイ」ゼーション(業務のデジタル化)とデジ「タライ」ゼーション(デジタルによるビジネス変革)の、「タイ」と「タライ」の両輪を回しながらの、自社に即した手法でのDX、すなわちデジタルによる変革を実感することの重要性が示唆されました。
講演会の最後には、家入代表取締役が会場とオンラインの両参加者から上がった多数の質問に答え、参加者が一体感を感じられる盛況な講演会となりました。
当会では、アフターコロナも見据えて、このようなハイブリッド形式を視野に入れた会員参加行事を今後も企画運営していきます。
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