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宇治キャンパスでは、宇治事業場衛生委員会主催ならびに宇治地区総合環境安全管理センター共催による宇治事業場安全衛生講習会を、宇治おうばくプラザきはだホールの会場とオンライン配信のハイブリッド形式で11月19日に開催しました。
本講習会は、宇治地区の教職員や大学院生等を対象に「年間安全衛生管理計画」の一環として開催しているもので、今回は、大神明 産業医科大学産業生態科学研究所 教授を講師に迎え、「『作業環境と安全』~安全で安心な教育研究環境の構築について~」をテーマに講演いただきました。
講演では、作業環境管理およびリスクマネジメントの解説とともに、安全衛生環境を構築するために、リスクは「元から断つ」との考え方から、作業環境改善の方法と優先順位、リスクとハザードの考え方について説明がありました。特に、化学物質については、当時リスクが明らかでは無かった物質による労働災害を例に挙げ、未知のリスク管理の検討において、「元から断つ」ことの重要性が説明されました。また、化学物質以外にも、レーザーや熱中症など幅広い作業環境条件下における作業環境管理の考え方について解説があり、事業場での作業環境管理、作業環境改善に資するものとなりました。
質疑応答では活発な議論が交わされました。
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