京都大学工学部建築学教室創立100周年記念 京大建築会総会・国際ワークショップ・シンポジウムを2021年8月28日に京大建築会と京都大学同窓会の共催で開催しました。百周年時計台記念館を拠点にオンラインと会場を結んだハイブリッド型で開催し、589名が参加しました。
最初に、国際ワークショップ「海外ネットワークのプラットホーム」が行われ、元留学生をパネリストに招いて、京大建築会との連携について話し合いました。また、写真でみる工学部建築学教室100年のスライド上映や支部長懇談会が行われました。
続く総会では、金多潔 会長(工学部・1953年卒)の挨拶に続き、来賓の祝辞、現況報告、記念出版の紹介、および基金創設等の報告があり、優秀修士論文賞の授賞式を行いました。そして、規約改正を経て、新会長に中村恒善 名誉教授(工学研究科・1958年修了)を選出しました。
次に、京大建築100周年記念コンペの表彰式を行い、「これからの街の遺伝子」と題して行われた設計コンペ(実作部門およびアイデア部門)の入選作が紹介され、受賞者が作品のプレゼンテーションを行いました。同コンペの概要および結果は 京大建築100周年記念コンペ のWebサイトで公開しています。
最後に、記念シンポジウムでは、「歴史の中の京大建築・社会の中の京大建築~世代を繋ぐリレートーク」と題して、世代と分野が異なる5名のパネリストが先輩から受け継いだことや後輩に託したいことを語り、100年間の京大建築が創り上げてきた有形、無形の財産を再認識する場となりました。
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