京都大学技術士会の講演会(イブニングセミナー東京)が、2021年8月2日に、東京オフィス会場とオンラインを併用して開催され、約130名が参加しました。この行事は同会の主要事業の一つである会員の継続研鑽を目的として企画されたものです。
はじめに、栗本卓 幹事(工学研究科・1991年修了)の司会進行のもと、樋口義弘 代表幹事(工学研究科・1984年修了)による開会挨拶と会の概要説明がありました。
続いて、嶋田善多 電源開発株式会社取締役常務執行役員(工学研究科・1982年修了)による「再生可能エネルギー導入拡大に向けた洋上風力の動向について」と題した講演が行われ、風力発電の基本的な仕組みや「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた洋上風力発電の動向とその課題について、具体例を交えて解説がありました。講演後には会場とオンライン双方の参加者から質問が寄せられ、丁寧な応答を通して、参加者が遠隔地に分散していても一体感が感じられる講演会となりました。
最後に、新原雄二 副代表幹事(工学研究科・1993年修了)より閉会挨拶がありました。本講演会は昨年4月に開催を予定していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大により延期となり、今回コロナ対策を施した上での待望の講演会再開となりました。ニューノーマル時代の会の活動に期待を込めて、盛況のうちに閉会しました。
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