熊本県南阿蘇村にある理学研究科附属地球熱学研究施設火山研究センターは、2016年熊本地震本震により被災し、本館は沈下して基礎が大破したほか、壁の一部が崩れて計測器などが損壊するなどの被害が出ました。そのため、2017年4月から阿蘇市一の宮町坂梨に仮研究棟をおき、研究・教育活動を続けてきましたが、2021年2月に復旧工事が完了し、同年3月から現地での業務を再開しました。
このたび、同センターの復旧を記念し、2021年5月10日に式典を開催しました。オンラインでの参加を含め、学内外の関係者約30名が出席しました。
式典では、吉良清一 南阿蘇村村長や佐藤義興 阿蘇市長らより祝辞があり、その後、復旧工事の終わった館内の見学を行いました。