日本経済新聞社および日本経済研究センターの主催、本学と大阪大学および神戸大学の協力により、「『関西経済人・エコノミスト会議』京都大学・大阪大学・神戸大学3大学シンポジウム」が、「関西から創る未来社会 ~コロナが問う変革」をテーマとして大阪市内にて開催されました。当日はオンライン配信を原則に開催され、関西の各大学関係者や関西経済人・エコノミスト会議関係者をはじめ800名を超す参加があり、本学からは湊長博 総長と稲垣恭子 理事・副学長が出席しました。
シンポジウムでは、藤井達郎 日本経済新聞社常務執行役員大阪本社代表による挨拶の後、 家次恒 シスメックス株式会社会長兼社長CEOから新型コロナウイルス感染症の対応における医療の課題に関西の特徴を生かして取り組むことおよびニューノーマルの時代に関西の企業や大学が大きな役割を担うことへの期待が述べられました。
その後、渡邊園子 日本経済新聞社大阪本社編集局長をモデレーターとして、湊総長、西尾章治郎 大阪大学総長、武田廣 神戸大学学長、家次会長、高橋真知 株式会社Stroly社長兼共同CEOの5名によるパネル討論を行い、パンデミックにより変容した社会における大学の講義の現状や科学および産学連携のあり方、大学の人材育成について議論が行われました。直接、産業界と大学が対話できる貴重な場となり、盛会のうちに終了しました。
本シンポジウムは、関西の産業界、学界で活躍される方々が集まり、オピニオン形成と交流促進を目的に、コロナ禍による様々な変化を社会変革の機会と捉え、関西の地から未来社会を創造することについて考えるため開催されたものです。今後もこのような機会に参加し、産官学連携の推進とともに本学のプレゼンス向上に努めていきたいと考えています。
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当日の様子は、2020年11月20日(金曜日)からから約1ヵ月間以下のサイトにて公開されます。