本学が推進する高大接続による知的卓越人材育成事業ELCASの2019年度グループ型(第12期)文系(人文社会科学分野、法学・政治学分野)および、東京キャンパスのプログラムが終了し、それぞれの講座が体験発表会ならびに閉講式を開催しました。
まず、12月1日に、人文社会科学分野「メディアリテラシーを学ぼう」(指導:ミツヨ・ワダ・マルシアーノ 文学研究科教授)の受講生が グループごとに制作した映像作品を発表し、続いて優秀賞の表彰および閉講式を行いました。次いで、12月7日に、東京キャンパス「AI時代のオープンな教育」(指導:飯吉透 高等教育研究開発推進センター長)では、受講生がグループに分かれてミニ人生ゲームを作成し、それをもとに発表を行い、全体講評の後、閉講式を行いました。12月21日には、人文社会科学分野「実践!哲学塾」 (指導:出口康夫 文学研究科教授、大西琢朗 学際融合教育研究推進センター 特定准教授)の受講生がグループ討論を行い、代表者が発表しました。続いて、全体講評があり、優秀発表賞の表彰の後、閉講式を行いました。
また、1月11日には、人文社会科学分野「クリティカルシンキングで考えるビジネス」(指導:若林靖永 経営管理研究部 教授)の受講生が演習中に行ったグループワークについて、グループごとに発表し、講評の後、閉講式を行いました。そして、1月25日に 法学・政治学分野(指導:佐々木健 法学研究科教授、稲谷龍彦 同准教授 )では、受講生が受講を通して考えた内容を口頭で発表し、山本敬三 同研究科長が修了証の授与と閉式の挨拶を行いました。
修了生からは、「様々な考え方の人々と接して、議論することができ、新たな知見を広めることができたので、将来設計に大いに役に立つものとなった」、「いきなり作られた班でそれぞれが即座に自分の役割を把握し、全員が意見を言い合い、根拠のある反対意見も絶えなかった。協力するという事を実感した」、「中にはとても難しい講義もあったけれど、楽しく充実した期間を過ごせた」、「他の受講生のレベルの高さと法学に対する熱意にたくさん刺激を受け、自分の将来について改めてよく考え直す良い機会にもなった」など、多くの感想が寄せられました。
東京キャンパス「AI時代のオープンな教育」集合写真
人文社会科学分野「クリティカルシンキングで考えるビジネス」発表会
関連リンク
- 京都大学ELCAS
https://www.elcas.kyoto-u.ac.jp/