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総合研究7号館において、京都大学体育会OB・OG会連合(京大濃青会)の第11回情報交流会が開催され、体育会各部OB・OG会員を中心に約40名が参加しました。
第1部では、山本克平 代表世話人(経済学部・1974年卒)の挨拶があり、続いて、恒例となっている話題のクラブ紹介がありました。硬式野球部の服部篤史 部長(工学部・1990年卒)からは、秋季リーグ戦で5勝を上げて勝点2を獲得し、1982年に関西学生野球連盟が発足してから本学としては最高位の4位となり、個人としても複数の選手が表彰されたことが紹介されました。また、ヨット部の長浜拓哉 前主将(法学部・4回生)からは、全日本インカレで37年ぶりにスナイプ級で優勝し、総合でも17校中5位の好成績を上げたこと、その要因として部員数の増加や組織体制の強化があったことが紹介されました。そして、ボート部濃青会(OB・OG会)の辻井昌彦 氏(薬学部・1969年卒)からは、同会が進めている日本酒造りのプロジェクトについて紹介がありました。その後、国際交流試合についてのアンケート結果を紹介し、検討中のクラブと過去に実績があるクラブの間で情報を共有し、実施までのプロセスや資金調達方法について意見交換しました。
第2部では、スポーツ法が専門の冨田英司 弁護士(法学研究科・2008年修了)による「大学スポーツにおけるリスクマネジメント」と題した講演が行われ、暴力やハラスメント、熱中症などのリスクと指導者の責任について、裁判例を交えながらわかりやすく説明されました。
最後に、質疑応答を行い、盛況のうちに終了しました。