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本学と公益財団法人京都府国際センターは、 2019年度秋季「留学生のための防災研修」を2回にわたり実施しました。第1回14名、第2回21名の計35名の外国人留学生が参加しました。
本研修は、2018年秋より外国人留学生へのガイダンスの一環として 開催されているもので、 いつ起こるかわからない地震や、毎年京都近辺でも被害が発生している台風や水害等の自然災害に備えるためにも参加を推奨しています。今回は各日、第一部と第二部を設けた二部構成で行いました。
本学教育推進・学生支援部棟にて行われた 第一部では、京都府国際センター職員による防災講習会を行いました。はじめに、災害情報を得るのに有効な情報源であるWebサイトや携帯アプリの紹介や災害用語の説明があり、続いて、京都市の避難所地図より自身の居住地域にある避難場所の確認、および消防署への電話連絡のロールプレイングを行いました。
京都市市民防災センターに場所を移し、 講義内容を踏まえて行われた第二部では、地震体験、消火体験、避難体験を行いました。地震体験では、地震発生時の心構えと日ごろの備えについて 震度4~7の横揺れを体験しながら 学び、消火体験では、モニターに映写された模擬火災を見ながら、 消火器を使用しての 消火方法を学び、避難体験では、ホテル火災がリアルに再現され、普段経験できない煙の中での避難行動を体験しました。
参加した留学生たちにとって、災害に対する備えについて学ぶ良い機会となりました。